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ノートPCに外付けGPUを導入した結果、高性能デスクトップと同じ性能に

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。私は15年ぐらい前から、ノートパソコン1台で全てをこなすという生活を送っているのですが、周りのエンジニアを見ても、ノート1台で全てをこなすという人が多い印象です。  パソコンで仕事をするといった場合、どのような場所にも持ち運べるノートパソコンが便利ですが、それが可能となったのは、ノートパソコンの性能がデスクトップと遜色なくなったからだといえます。しかし、今でもノートパソコンとデスクトップとの間には、大きな“差”が存在。それこそが、GPUの性能であります。今回、私は外付けGPUをノートパソコンに導入したので、そのレポートをお伝えしたいと思います。

そもそも、GPUとは?

外付けGPU

外付けGPUには、モニターを3台繋いでいる

 GPUは、画像処理をする装置。それを載せたものが、ビデオカードやグラフィックボードなどと呼ばれ販売されています。近年、GPUは、最もパソコン性能の“差”を感じることができる装置だといえます。  私は、2000年にはじめて自作パソコンを組み立てたのですが、その際ビデオカードはそこまで重要ではなく、むしろCPUの性能が重視されていました。しかしながら、CPUは年々優秀になった結果、十数年前ぐらいから、通常の性能のモノで十分という域に到達。その頃から、“差”を生み出すのはGPUとなっていったといえます。  そして、現在、ビデオカードは半導体不足の影響もあって、「お一人様1点限り」といったアナウンスが出る製品すらある状況。だれがそんなに買うのか、と思われるかもしれませんが、自作パソコンなどでは、ビデオカードだけ交換するということは簡単。性能差を体感しやすいGPUを新しいモノに交換するといった需要があるのでしょう。

ノートパソコンでのGPU

 しかし、ノートパソコンでは、ビデオカードを簡単に交換するということはできません。現在のノートパソコンの内部は、びっくりするぐらい小さなボードに、CPUやSSDといった記憶装置、メモリまでが内蔵されており、全く拡張性はありません。また、ノートパソコンのGPUは、CPUに内蔵されているという形式が一般的。そもそも分離されていません。  もちろん、機種によっては、外部GPUを採用している場合がありますが、それはノートパソコン用のGPU。デスクトップパソコン用のGPUは、それ自体の大きさから、ノートパソコン内に内蔵させることはできないため、GPU性能については、デスクトップパソコンと大きな差があるわけです。  Windows98ぐらいの時代まで、ノートパソコンとデスクトップとには大きな性能差があるといわれていましたが、core 2duoが登場した2006年頃からは、通常の使用であれば、感じられる性能差がほぼ無くなったといえます。けれども、GPUについてだけは、いまだに大きな差があるわけです。
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GPU性能に差を感じる部分
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