カーライフ

ガソリン代を1円でも安くする方法。燃費6km/lの中古外車オーナーの答えは

車のガソリン代を少しでも安くする方法

メルセデス・ベンツW140

メルセデス・ベンツW140の燃費は、都内は約6km/l、郊外一般道は7km/lといったところ

 腕時計投資家の斉藤由貴生です。私はケチなのですが単にケチなだけでなく、“ケチで快適”を目指すというドケチ快適な日々を送っています。  私は、高級腕時計やクルマといった高額アイテムを、買った値段かそれ以上で売ることによって、実質消費額を極力低くするという努力を実施。その結果、ケチりながらも高級品を所有するということが実現できているわけです。  しかしガソリン代が高騰している今、クルマを走らせただけでケチという観点では許しがたい状況となっています。  というわけで、今回は「車のガソリン代を少しでも安くする方法」を考えてみたいと思います。

所有するクルマの燃費は6km/l前後

 まず、私が現在所有しているクルマをご紹介。V8 5000ccエンジンを搭載した、メルセデス・ベンツのW140型Sクラスであります。燃費は、都内一般道だと6キロ前後といったところで、今の高燃費性能車と比べると「かなり燃費が悪い」部類のクルマだといえます。  また、ガソリンタンクの容量は約90Lと大きめで、メーターのランプがついてから満タンにすると、だいたい70L以上はゆうに入ってしまいます。  そのため、今のように、ガソリン価格が1リッターあたり170円超えとなっていると、満タンにした際の支払額は余裕で1万円超え。だいたい1万2000円、1万3000円といった支払額になるわけです。  そして、走ればガソリンはなくなっていくわけですから、月に1000km走ろうものなら、1週間と少しの頻度でガソリンスタンドに行く必要があるわけで、その度に1万2000円ものお金が消えていくということになってしまいます。そうなると、週1で高級レストランに通っているのと同じような感覚です。  ちなみに、リーマンショック直後の時期、ガソリン価格はレギュラーが88円、ハイオクが98円といった時期がありました。ハイオクを70リッター入れたとしても、支払額は6800円ほどで済んでしまうわけです。  とはいえ、この6800円という額も、高級レストラン並。1万2000円のディナーが、6800円のランチになった程度で、高額なことに変わりありません。
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燃費が良いセカンドカーを買うという選択
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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