6月11日には48グループでは前代未聞の「全額返金保証公演」を実施。 　オリジナル公演『愛を君に、愛を僕に』が、チケット代（4,000円）に見合う価値と感じなければ返金できる仕組みとして、開催前から注目を集めていた。 　いつも以上の緊迫感が漂うなか、普段の公演と変わらぬキレのあるダンスやファンを楽しませるMCなど、最大限のパフォーマンスを披露。全額返金保証公演をやりきったのである。 　最終的には6人の返金があったそうだが、松本さんは「悔しさはありつつも、成長の伸び代だと捉えている」と前向きな姿勢を見せる。 　そんな松本さんに、今後の展望や目標について最後に聞いた。 「まずチームSとしては、新しいファンになってもらえるようにしていきたいです。オリジナル公演『愛を君に、愛を僕に』は小室哲哉さんのファンの方にも観ていただきたいですし、SKE48の応援からしばらく離れてしまっている人も、また戻ってきたくなるような公演を見せれるように努力していきたいと思っています」 　また、個人としての目標は「チームSのリーダーを背負っているからには、須田亜香里さんのような存在になりたい」と語り、将来を見据える。 「今までドラマや舞台などに出させていただく機会がありましたが、今後はもっといろんな仕事に挑戦したいなと考えています。ファッションや映画など、自分の得意なこと、好きなことに関わる仕事ができれば嬉しいですね。チームSのリーダーとして、また松本慈子としてこれからも頑張りますので、応援よろしくお願いします！」 ＜取材・文・撮影／古田島大介、一部提供写真 (C)2022 Zest, Inc.＞1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている