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女流パチプロが歩んできたパチンコ常勝の軌跡。「女性だから勝ちやすい時代もありました」

稀有な「女流パチプロ」の存在

ちょびさん

パチンコ必勝ガイド(ガイドワークス)のライターとして活躍する「ちょび」さん。ライター活動を始める前は、専業のパチプロとして10年間活動していた
写真/セールス森田

 パチンコで勝ち続けることは簡単なことではないが、プラス収支を積み重ねている「パチプロ」は今も存在している。昨今のパチンコ人口減少やコロナ禍の影響で減っているようだが、一般的な仕事を全くしない「専業プロ」も、まだまだ存在しているようだ。  しかし「女性の専業パチプロ」というのは、パチンコ業界で活動していた筆者も、あまり聞いたことがない。そもそも遊技人口の約8割が男性とも言われており、パチンコ店にはプロ以前に女性が少ないのである。  ただ、パチンコ業界でも有名な「女流パチプロ」がいることをご存知だろうか。現在は『パチンコ必勝ガイド』などでライター活動をしている「ちょび」さんだ。彼女は、凄腕の男性パチプロから「ちょびには勝てない」と言わしめる程、女性随一のパチプロといえる存在だろう。パチンコライターとなる以前は、10年もの間「専業プロ」として活動していた彼女に、女流パチプロならではの話を伺った。

“ジグマ”パチプロとの出会い

 そもそもなぜパチンコを始め、なぜ勝ちを真剣に追い求めるようになったのだろうか。そのルーツを聞くと、「思わぬ出会いが人生を左右しました」と語った。 「大学1年生のころ、当時付き合っていた人にパチンコ店へと連れて行かれました。もちろん勝ち方なんかわからず、最初は『パチンコって勝てるのかな?』と思っていましたね。 その時よく行っていたお店では、出玉とか貯玉のランキングが店の壁に張り出されていたんです。そこで常に1位に君臨しているおじさんがいました。“のほほ~ん”としたおじさんだったんですけど、たしかにいつ見ても後ろに玉を積んでいたので、『勝つためには何かがあるんだろうな』と思い、その人に声をかけてみたんです。『すみません、どうやって勝つんですか?』って……。 そのおじさんは、基本的に同じ店でしか打たない“ジグマ”と呼ばれるプロで、勝ち方を聞いてきた私に『勝ち方を知りたかったら黙ってジャグラーを3か月打ってみろ。この店のクセがわかるようになるから』と、パチプロとしての第一歩となる知識を教えてくれたんです。そこからは、その人がいれば声をかけて、勝つためのさまざまなことを教えてもらうようになりました。後に連絡先を交換して、10年以上経った今でもその人と連絡をとっています。最近の収支はさすがに厳しくなってきていると言ってましたが、それでも今も専業プロとしてやっているみたいです」
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