しまむら「円安でも強気賃上げ」のナゾ。弱気が目立つユニクロと何が違う
―[あの企業の意外なミライ]―
円安、原価高騰のあおりを受けるアパレル業界
小売企業は円安と原価高騰のダメージが大きい業界のひとつです。その小売りの中でも特に影響が大きいのがアパレル業。
ユニクロを展開している業界最大手、ファーストリテイリングの柳井正・会長兼社長が「円安のメリットは全くありません。日本全体からみたらデメリットばかりだ」と発言したことも記憶に新しいですね。アパレル業界は、為替市場での円安の進行、原材料高などに対する懸念が指摘されています。
しかし、そんな逆風でも好調を維持している企業もあります。
それが同じくアパレル業大手の株式会社しまむらです。しまむらは「ファッションセンターしまむら」を筆頭に全国で衣料品チェーンを展開しています。
この先行きが不安な状況下でしまむらは全体で5.6%もの賃上げも敢行。「物価は上がってるのに、給料は変わらない」という不満を口にする人も多い中、しまむらはその例外として賃金があがっているのです。
もちろん賃上げを実現できたのは利益が拡大しているからです。なぜ、しまむらは好調なのか。その理由を探っていきましょう。
しまむら、1Qの売上は過去最高を更新
経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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