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夏の寝室に除湿機をオススメする理由。エアコンだけではダメ

湿度を下げると快適な空間が生まれる

湿度

エアコン使用していても、除湿機の有無で湿度は異なる

「冬は加湿器で、部屋の湿度を上げるのが当たり前」という感覚があるため、逆に部屋の湿度を下げるということに抵抗があるかたもいるかもしれません。しかし、日本の夏の湿度は高いため、除湿機を使ったぐらいがちょうど良いぐらいの環境となるわけです。  先にも書いたように、同じ22度から27度ぐらいにおいては、湿度が「暑さ」に影響を及ぼすため、湿度を低くしたほうが快適となります。  では、どのぐらいの湿度を目指すかというと、私は40%台にまで下げています。  普通の感覚であれば、40%台は湿度低すぎとなるわけですが、夏の今、日本の外気は湿度が70%、80%台は当たり前であるため、40%台にしたとしても、すぐに50%台半ばぐらいにまで上昇します。  ただ、40%台を狙うのは、あくまで部屋にいない時。毎日除湿機を使っている私の環境の場合、除湿機を『強』運転にして1時間ぐらい放置すると、48%程度まで下がっています。  そして、一旦部屋の湿度を40%台にまで下げておくと、その後、除湿機をオフにしても、部屋の湿度の上がり方は緩やかで、私の家の場合、60%以下で安定するのです。  また、部屋全体もカラッとしていて、非常に心地よい状態。リモートワークによっておうち時間が長い今、快適な空間づくりに除湿機は欠かせないといえます。

エアコンだけではダメな理由

 部屋の湿度を低くするという目的なら、エアコンをつけただけで40%台ぐらいに落とせるわけですが、それは一時的な数値。エアコンを消すとすぐに60%以上といった湿度に戻ってしまうでしょう。  また、エアコンも24度ぐらいの設定だと、最初は除湿機能が働くものの、だんだんと湿度は上昇する傾向があります。  それに対して除湿機を使うと、本質的な除湿ができるため、部屋の隅々から水分を吸い取るといったことができ、除湿機やエアコンの電源を切っても部屋の湿度が上昇しにくくなるといえます。
エアコン

エアコンだけの除湿には限界がある(写真はイメージです)

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筆者がおすすめする除湿機の使い方
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう


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