東京都内のゲストハウスを転々としながら、日雇い派遣の仕事を中心に、まったくお金にもならない小説を書くという生活を長年続けている筆者。当然、生活費を抑える必要がある。そんななかで衣食住にまつわるグッズが低価格でそろう「100円ショップ」は欠かせないものだ。 　以前、100円ショップのセリアで売られている戦国武将シリーズのキッズブロック（税込各110円）を紹介した。黒田官兵衛、井伊直政、大谷吉継……などの実に渋いラインナップで僕のような戦国武将好きのおじさんを大興奮させたものである。 【参考記事】⇒セリア「戦国武将シリーズ」の100円キッズブロックがスゴい。大人の胸にも響く 　最近、これをさらに上回る渋いキッズブロックが発売された。それが今回紹介する盆栽シリーズのキッズブロック（税込各110円）だ。松、藤、桜の3種類あったので、松と桜を購入して組み立ててみることにした。 　説明書を見ながらまずは土台の畳と鉢を作る。ここまでは難なくクリア。手こずったのは松の葉と枝の部分に差しかかってからである。複雑な形をしているので説明書を見てもどこをどう組み立てればいいのかよくわからないし、ブロックは組み立てているそばからポロポロと外れていってしまう。 　外れないようにぎゅっと強くはめ込むと、バキッと根元から崩壊。外れないように、しかし、崩壊しないように絶妙な力加減で組み立てていかなくてはならないのだ。