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手取り年収300万円台の57歳男性が、6ヶ月でFIRE達成したポートフォリオ

資産運用開始から半年でFIRE達成したポートフォリオ

ポートフォリオ「その後、自然な流れでFFCに入会し、資産運用の勉強をスタートしました。経済の知識を身に付けることにより、投資への恐怖が少しずつ和らいでいきました。約8000万円の現金を銀行に預けていても、ほとんど利息はもらえません。次第に適正なリスクを取って運用した方がメリットがあるというマインドに変わっていきました」  入会から6ヶ月経ったときには、Eさんのポートフォリオは完成していてFIREを達成していました。  大まかにご紹介しますと、リスク資産(米国株)を約5800万円、無リスク資産(現金)を約2500万円。米国株はVOOとVYMに投資をしていて、その内の大部分がVOOとのこと。VOOはS&P500連動ETFで、VYMは米国高配当株式ETFです。現金は約2100万円が日本円で、約400万円が米ドルなのだとか。

資産収入200万円程度でも「無理して働かなくてもいい」

 このポートフォリオの場合、資産5800万円を4%で運用しても年間の資産収入は232万円程度です。税金を引くと手残りは185万円程度になります。この収入でFIREできるの?と思った方もいらっしゃると思いますが……EさんにはFIREが可能です!  まず、Eさんは相続で家を引き継いだので、家賃が掛かりません。また現在は独身なので特にお金を使うことがないそうです。FFCに入会前は、勤めていた会社は辞めて転職し、65歳までは仕事をするつもりだったそうです。しかしその後は、無理して働かなくてもいい!という考え方に変わりました。  誰かに頼らなくても自分で運用益を出せるようになったのも大きいそうです。取材時点でEさんは、すでに2年分以上の生活費を確保できる含み益を抱えています。
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資産を減らさず、人生をラクに生きるために
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金融・起業のマネースクール『Financial Free College』代表。SNSでは「ライオン兄さん」名義で活動。ネット関連会社などにて、8年間のサラリーマン勤務をするが独立。金融・起業の書籍をむさぼり読みつつ、サービス業関連会社を興し、2018年に売却、その売却益を米国株を中心に運用し、経済的自由を獲得した。同スクールは、「投資家が推奨するお金のスクール」、「未経験から学べるお金のスクール」、「結果が見込めるお金のスクール」の3冠を取得(日本マーケティングリサーチ機構調べ)。2021年10月4日(証券投資の日)に「資産運用をしよう」という言葉をTik Tokで世界一広めてギネス認定される。YouTubeチャンネル「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」を運営。著書に『年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』(KADOKAWA)がある。

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