ミーハー気分でデカ盛りメニューに挑戦したところ、あっさりとクリア。その時に初めて自分自身のポテンシャルに気づいたMAX鈴木氏。ただ、それまでの人生は決して明るいものではなくギャンブル＆借金まみれ。まさに、大人気漫画「カイジ」の主人公である伊藤開司のような自堕落な毎日を送っていたそうだ。 ——大食いを始める前はクズ人生を送っていたとのことですが、どのような生活だったんですか？ MAX：大学に入学したのですが、全く目的を見出せなくて2年生の時に中退したんですよ。その後は警備員のバイト、トラックの運転手、親父の建設業の手伝い、ピザ屋のバイトと転々として、最後に水商売を10年弱やっていました。大した収入もないなか、パチンコ・パチスロにハマり……。気付けば借金まみれになっていました。 　借金まみれの生活のなか、人生を大きく変えるきっかけとなったのは大食い、そしてYoutubeであったようだ。 ——借金は実際にいくらありましたか？ MAX：一番多かったときで500万円くらいですね。それだけの額を返せたのは、大食い番組に出た後に始めたYouTubeのおかげなんです。YouTubeを始めたころの収益は5万円くらいだったんですけど、次が10万、次が20万と毎月どんどん増えていって……。 　あるとき200万円までいって、翌月に300万円になった時は「うおー!!　なんだこれ!?」ってなりましたね。もう、なにがなんだかよく分からなかったです。結局500万円あった借金は1年かからずに完済しました。だからYoutubeは夢がありますよ。なんでも得意なことがあったらチャレンジした方がいいと思います。