恋愛・結婚

20歳の元アイドルと47歳の元オタク夫婦を直撃「交際時に誓約書を書いていた」――2022年トップ10

友人からは「騙されてんじゃないの?」付き合ったときの周りの反応

反応

※写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 当初ともえさんは17歳で、みっちゃんは44歳。周りは当然、驚いた。 「友人は『27歳も年上なの!?』と、やはり年齢には驚いていました。母はみっちゃんと同い年ということもあり、かなり動揺はしていましたね」(ともえさん)  娘が自分と同い年の彼氏を連れて来たら動揺するのも無理はないだろう。一方みっちゃんの周りの反応は……。 「オタク仲間からは『おお、やっぱりかぁ! やりおったな〜』と茶化されました(笑)。彼女と仲が良いことはオタクの間では周知の事実だったので。プライベートの友人や仕事仲間からは『ええ、大丈夫なの?』とか『そんなに若くて可愛い子と? 信じられない! 騙されてんじゃないの?』と羨ましがられつつも、心配されましたね」(みっちゃん)

誓約書を書いて本格的に交際がスタート

 交際を始めて1週間。付き合うならいち早く挨拶したほうがいいだろうと、ともえさんの両親へ会いに行った。母親はみっちゃんと同い年だったこともあり、かなり緊張したそうだ。 「お母さんからは『まず、結婚する気はあるんですか?』と聞かれて、そりゃすぐにでもできるならしたいけど、まだ付き合って1週間だったので。考えてはいるけどすぐには……と、ちょっと遠慮して答えたんです。すると『え? 結婚する気ないのに付き合うの?』と言われてしまって。逆にいいんですか? って、ちょっと慌てましたね」(みっちゃん) 誓約書 両親はみっちゃんがどれくらい真剣に考えているのか知りたかったようだ。ともえさんはまだ未成年だったこともあり、「誓約書」を書くことに。 「誓約書には、会う時は必ず親へ連絡するなど、付き合っていく上での約束事を書きました。両親は、わたしのことを尊重してくれていますが、やっぱり不安も少なからずあるようでしたので。こうして、両親に見守られながら交際はスタートしました」(ともえさん)  最初はあまり良い顔をしなかった両親も、一緒に食事へ行ったり、何度もコミュニケーションを取ったりするうちに、みっちゃんを受け入れるようになってきたという。
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GPSをつけても怒らない夫
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'93年生まれのフリーライター。社会問題からトレンド、体験取材まで幅広く書きます。アイドルオタクに詳しい。Twitter:@mochico1407

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