Yahoo!ニュースに僕の書いた記事が!? コメント欄にあった“批判の声”をあえて汲み取る
―[山田ゴメス]―
先日、ここ日刊SPA!に寄稿した「故・星野仙一さんが、好んで振る舞ったという自慢料理『たんシャブ』をつくってみた」というタイトルのコラムが、なんと! 一瞬ではあるがYahoo!ニュースのトップにアップされていたとの報告を、とあるスジ(=草野球仲間)からキャッチした。
自分の書いた文章がこうやって、より広い層へと伝わり、多くの人たちに読んでいただけるのはホント「ライター冥利に尽きる」ってヤツである。が、Yahoo!ニュースになるってことは、当然ながら、幾分かの“キツイ洗礼”も受けなきゃならないわけで……。その“洗礼”とは、はたして!?
そう!“キツイ洗礼”の正体は……ズバリ「記事下にある無記名ネット住民たちによる容赦ない書き込みが連なるコメント欄」のこと。
基本、ゴメス記者は、この手の自分の原稿に対する批判(たまには賞賛?)の声には一切目を通さない姿勢を、いまだ貫きとおしている。理由は単純で「僕に向けられた悪口を実際的なかたちで耳にしたら凹んでしまうから」にほかならない。
ただ、今回のコラムはそう炎上を煽るような内容でもない、ポジティブで当たり障りのないモノだったので、勇気を振り絞ってコメント欄をチェックしてみると……現時点(2月21日13時)で、(たった!)22コメント。
最初は
「これは確かに美味そうで気になったな」
……と、好意的なコメントで思わず喜んでしまったが、その後は
「何で星野さんじゃないの?この人誰?」
「森脇健児かと思った」
「こいつ誰?」
「画像誰だよ? ゴメス?」
「ただの食べログ並みの記事。星野さんに失礼だと」
……と、おのれの知名度の無さをも痛感する厳しい論調のオンパレード! この程度で刀傷を受けてしまっていたら、インターネットを主戦場とする文筆家としては失格……なのはわかっちゃあいるけど、イザ目の当たりにすれば、やっぱ少なからずは凹んでしまう。そんなに似てるか? 森脇健児! 僕、あのヒトあんまし好きじゃないんですけど……。「コイツ」って、面識のないヒトに言われても……せめて「この人」くらいの柔らかい表現にしてもいいのでは?
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大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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