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<KEIRINグランプリ>過去10年のデータから見えた「7つの傾向」と意外な本命選手

3番手選手、単騎選手が優勝する確率

競輪

2019年のKEIRINグランプリ、発走時の様子

4.単騎選手が優勝する確率は2/10(2021,2015)  意外にも、ライン先頭や3番手よりも単騎選手のほうが勝率の高い結果になった。単騎選手が存在しない開催もあるにもかかわらずライン先頭や3、4番手より優勝確率が高いため、KEIRINグランプリにおいては単騎選手を軽視できないだろう。特に今年は単騎選手が3人と多く、郡司選手、松浦選手、平原選手が優勝する可能性も十分ありそうだ。 5.3番手選手が優勝する確率は1/10(2011)  単騎選手よりも、3番手選手のほうが勝率が低いことがわかった。2019年のように3車ラインが組まれない年もあるものの、やはり少し不利なのは否めない。

競争得点はアテにならない

6.「5.7.8番車」が優勝したことはない  4.6.8番車を指す「ヨーロッパ」は滅多に来ない、というのが競輪のセオリーだが、KEIRINグランプリにおいてこれは当てはまらないようだ(全員が超一流の実力を持っているので当たり前だが……)。過去10年で最も優勝回数が多いのは4番車の4回。さらに直近では4番車が3年連続で優勝を飾っている。買い目に困ったらすがってみるのもアリかもしれない。 7.競争得点4.8.9位の選手が優勝したことはない  過去10年で最も優勝が多かったのは競争得点が5位、6位の選手。どちらも3回ずつ優勝している。逆に競争得点が1番高い選手は1度しか優勝しておらず、KEIRINグランプリレベルになると、もはや競争得点はアテにならないということが伺える。
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7つを当てはめて見える今年の本命選手とは
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フリー編集・ライター、現役AI絵師。携帯電話やポイント、ネット犯罪、節約術やお金の最新情報などに精通し、月刊誌で連載中。Twitter:@yamanoyy

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