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痔ろうが辛い男、女性用ナプキンと出会う「漏れても大丈夫」の安心感がすごい

じんわりとした痛みがすべての始まり

痔 ある朝、お尻に違和感を覚えたことがすべての始まりだった。  肛門付近にじんわりとした痛みがあることに気づいたのだが、我慢できないほどの痛みではなかったため、その日は1日仕事をしながら普通に過ごした。  だが、翌日夕方に入ると状況は一変。痛みは鋭さを増し、肛門周辺だけがインフルエンザにかかったような熱っぽさも感じられた。しかし、肛門以外には辛さはなく、しっかりと眠れるし、食欲もある。  となれば、考えられることはひとつだ。「これは、痔ではないか?」  自分の中で「早く事実を認めて、病院に行ったほうがいい」という気持ちと、「この歳で痔なんてカッコ悪すぎる。まだ確定したわけじゃないし、安静にしておさまるのを待とう」という気持ちがせめぎ合う。  もちろん、虫歯然り、カゼ然り、後回しにしてロクなことはない。だが、なんとか恥ずかしい思いをせずに済まないだろうかと、一抹の望みを賭けて近所の薬局へ向かった。  痔に効果のあるという座薬、ボラギノールAを購入。 「これを使って一晩寝て、よくなっていなければ朝一で肛門科に行こう」  エビのような形で横になりながら、自分で座薬を挿入する。みじめだが、これできっと明日の朝にはよくなっているはずだ……。  そう思って眠りについたものの、朝になっても痛みは引かなかった。これ以上放置してもよくなることはないだろう。気は進まないが、肛門科にかかることを決めた。

肛門科で「化膿してますね」宣言

 最寄りの肛門科へ向かうと、コロナウイルスの影響だろうか、病院は空いておりすぐに名前が呼ばれた。  診察室に入ると、50歳くらいの優しそうな男の先生が微笑みながら「今日はどうされましたか」と聞いてくる。 「肛門のあたりが痛くて、周辺も熱っぽいんですが……」と告げると、すぐに「じゃあ横になって、パンツを下ろしてください」と指示される。  まだ診察室に入って1分くらいしか経っていない。こちらも一刻も早く痛みと恥ずかしさを終わらせたいので先生にためらいなく肛門を見せる。気がつけば、どこからともなく40代前半と思わしき看護師も加わり、熱心に自分の肛門を覗き込んでいる。
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「痔ではないですね。これは…」
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