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<KEIRINグランプリ>過去10年のデータから見えた「7つの傾向」と意外な本命選手

出場選手の競争得点

平塚競輪場

今年グランプリが開催される平塚競輪場

 今年の出場選手の競争得点を見てみると……。(カッコ内が競争得点順位) 1 古性優作 117.16(6) 2 郡司浩平 119.44(1) 3 新山響平 113.38(9) 4 守澤太志 118.13(5) 5 松浦悠士 118.40(3) 6 平原康太 118.17(4) 7 新田祐大 116.15(7) 8 佐藤慎太郎 115.84(8) 9 脇本雄太 118.92(2)  チャンスなのは競争得点5,6位になる1番車の古性選手、4番車の守澤選手になるだろうか。

過去のデータから割り出す優勝予想

 参考までに、過去の優勝者データは以下の通り。(カッコ内が競争得点順位) 2021 4古性 優作(2)3平原 康多(3)2郡司 浩平(1) 2020 4和田 健太郎(5)2脇本 雄太(1)9佐藤 慎太郎(4) 2019 4佐藤 慎太郎(5)3脇本 雄太(8)8平原 康多(3)※脇本、新田祐大は東京五輪の調整のため、直近出走がなく競争得点の算出0点 2018 1三谷 竜生(5)2浅井 康太(3)4新田 祐大(9)※新田は直近出走がなく競争得点の算出0点 2017 9浅井 康太(6)8武田 豊樹(9)1新田 祐大(1) 2016 3村上 義弘(6)6武田 豊樹(5)8浅井 康太(4) 2015 6浅井 康太(7)2新田 祐大(1)8平原 康多(2) 2014 2武田 豊樹(1)5村上 博幸(8)1村上 義弘(6) 2013 3金子 貴志(4)6浅井 康太(7)8長塚 智広(5) 2012 4村上 義弘(6)3成田 和也(5)8浅井 康太(3)  では、以上のデータから優勝者を予想してみよう。  まず、過去10年で優勝したことがない「ライン先頭」「4番手」「5,7,8番車」「競争得点4,8,9位」の選手をバッサリ切っていく。すると残ったのは…。 1 古性優作 117.16(6) 2 郡司浩平 119.44(1) 4 守澤太志 118.13(5) 6 平原康太 118.17(4)  過去10年で優勝回数が多いのは、先述した通り競争得点5,6番目の選手だ。1.4番目の選手は過去1度ずつしか優勝していないため、過去の傾向だけを見ると1番車の古性選手、4番車の守澤選手が有利ということになる。  だが、1番車の古性選手は過去7回優勝している番手選手であるのに対し、4番車の守澤選手はやや不利と見えるライン3番手だ。そのため、この2選手を比較すると古性選手が有利ということになる。  そのため、過去のデータだけを見て優勝者を分析した場合、優勝するのは1番車の古性優作選手と予想します!  車券にすると、1-4=26、もしくは1-246-246…という形になるだろうか。見てわかる通り展開の予想などは全く行っていないため、本当に来るかと言われると私も自身がないが、KEIRINグランプリは毎年サプライズに満ちた決着が起こることを考えると、絶対に来ないともいえない。予想に詰まった際の参考になれば幸いだ。 文/山野祐介
フリー編集・ライター、現役AI絵師。携帯電話やポイント、ネット犯罪、節約術やお金の最新情報などに精通し、月刊誌で連載中。Twitter:@yamanoyy
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