コロナ直撃の京都太秦に「ご当地ガチャ」が登場。人気のワケを仕掛け人に聞く
前職での「自販機改造経験」を生かす
第2、第3の太秦ガチャが生まれるかも
近隣住民からの評判も上々のようで、地元の小学生たちの多くが「地元史を調べる課題で、太秦ガチャを取り上げていた」と入江氏はいう。
「地元の人たちから観光客に注目が広がり、今後、彼らが太秦にちょっと寄ってくれるようになるのが理想です。京都の観光名所というとお隣の嵐山が有名で、そちらには観光客もかなり戻ってきていますが、太秦はまだまだは戻っていない。少しでも太秦が元気になってもらう起爆剤のひとつとして、これから第2、第3弾の太秦ガチャを出していきたいです」
太秦ガチャ第1弾で取り上げた名所以外にも、太秦には国宝第一号で知られる弥勒菩薩がある広隆寺や三柱鳥居の木嶋神社(蚕ノ杜)がある。入江氏はこれらの観光資源を生かしていく予定だという。
「すでに交渉中の関係各所もあるので、そことしっかり関係を築いて、いずれキーホルダー化できたらうれしいです。また京都先端科学大学とのコラボガチャも構想中です。世界、国内各地から来られている学生さんに地域の歴史を学び、著作権などのビジネスのことも学んで欲しいです」
若い世代の表現力を使って、入江氏は魅力的なガチャを生み出してきた。1個300円の太秦ガチャをきっかけに、この一帯が観光地としてさらに注目されることを祈りたい。
<取材・文/シルバー井荻>
平成生まれのライター、編集者。ファミマ、ワークマンマニア。「日刊SPA!」「bizSPA!フレッシュ」などの媒体で執筆しています
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