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生放送中に緊急搬送された独身中年芸人。2週間の入院後、真っ先に向かったのは「第二の家」居場所がある幸せ

「最も幸福度が低い年齢」と言われる50歳前後。「年功序列で出世し、一家の大黒柱としてバリバリ稼ぐ」という男の幸福モデルが破綻した今、我々はどう幸せを求めるべきか。現代の50代が考える幸せの新基準を探った。

行きつけの店は“第二の家”

50代男[幸せ]の新基準

お笑い芸人のディエゴ氏

「僕は先輩に誘われた日以外、毎日この店で飲むんですよ。マスターがわざわざ夜遅くまで店を開けておいてくれるんで、絶対に寄ります」 そう話しながら麦焼酎のソーダ割りを傾けるのは、お笑い芸人のディエゴ氏だ。彼と店の親密ぶりは“行きつけの店”というレベルではなく、もはや「第二の家」だという。 「最初は帰り道に寄っただけだったのですが、毎日来るようになったのは数年前から。当時は仕事が忙しくなった半面、休日はやることないし、すげえストレスを感じていたんです。 そんなときにマスターから『毎日ここで飲めばストレス発散になるじゃん』と言われ、確かに……と通いだしたら、ここで飲まないと一日が終わらなくなっちゃった」

“小さな幸せ”が毎日あることが重要

今では「酔うと家の鍵をなくすので、合鍵を店に置いてある」というディエゴ氏。仕事がある日には「『今日は何飲もうか』とウズウズしだして、終盤は仕事のことはもはや考えてない」と笑う。 「改めて考えると、こういう“小さな幸せ”が毎日あることが重要なんでしょうね。もしこの店がなかったら毎日クソつまらないだろうなって思いますよ。まあ、月に10万円以上は使っているんですが(笑)」
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ディエゴ氏を襲った病
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