更新日:2023年08月30日 20:13
仕事

50代独身男性がディズニーに大ハマり、使った金額は3年間で400万円以上。趣味を中心にした人生は幸せなのか

「最も幸福度が低い年齢」と言われる50歳前後。「年功序列で出世し、一家の大黒柱としてバリバリ稼ぐ」という男の幸福モデルが破綻した今、我々はどう幸せを求めるべきか。現代の50代が考える幸せの新基準を探った。

50歳を越えてディズニーに大ハマり

50代男[幸せ]の新基準

ディズニーグッズに囲まれる齊藤さん。今後の夢は海外のディズニーランドに遠征旅行をすることだ

独身の齊藤良平さん(仮名・53歳)さんは、50歳からディズニーに大ハマり。チケット代やグッズ代に「3年間で400万円以上は費やしている」という。 「ディズニーでショーを見たときに心を奪われてから、毎月3~4回はひとりディズニーで開園から閉園までショーやパーク内のショップなどをハシゴして楽しんでいます。 その写真をSNSに投稿したらいいね!がついたり、年代も性別も違う50人以上のディズニー仲間のLINEグループに誘ってもらったり、50歳過ぎでも胸が高鳴る経験ができるとは思いませんでした」

推し活のために自由度の高い仕事を選択

仕事は融通が利くフードデリバリー3社をかけ持ちしている。 「当日でも働くか、ディズニーに行くのかを決められる自由度がいいんです。今は月30万~40万円の稼ぎから、生活費とバイクの維持費で20万円を引いて、推し活には毎月10万~20万円をつぎ込んでいます。 自分の稼働エリアに若いドライバーが増えて、毎月売り上げは減っているのはツラいですけど」
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推し活中心の生活に将来の不安は…
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