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年収260万円、バツイチ42歳トラック運転手が見つけた「幸せ」。子供とは会えない日々が続くが…

過去に反響のあった週刊SPA!内の特集「年収300万円家族の苦悩」を会員限定で再公開。不景気&値上げで苦しい今の時代にも役立つ情報をお届けする。(初公開日2019年1月15日 情報は取材当時) *  *  *  15%を超える貧困率(等価可処分所得が中央値の半分を下回る相対的貧困者の割合)が社会問題となっている日本だが、その予備軍の増加も深刻化している。しかし、そんな“ほぼ貧困”状態にある[年収300万円家族]でも、幸福に生活できている人もいる。そのワケとは?

離婚を機に得た悠々自適。収入よりもずっと大切なストレスフリーな毎日を実現

●杉下剛さん(仮名・42歳)/世帯年収260万円/家族構成:独身(バツイチ)
山林

杉下さんが相続予定の山林。地価はタダ同然だそうだが、木を業者に売ることができるらしく、「実は使い道はいろいろある」と笑う

 離婚をきっかけに世帯収入は半減。しかし、「不眠も治り、健康的な生活を送れていている今のほうが断然幸せ」と語るのは杉下剛さん(仮名・42歳)。3年前から契約社員として配送トラックの運転手として勤務。年収は今までの仕事で最も少ない260万円だが、「十分暮らせる」と意に介さない。 「ダブルインカムだった結婚当時のほうが確かにお金はありました。でも、よくよく考えれば、昔から全然物欲がないんですよ。贅沢とは真逆の生活ですが、今のムダをそぎ落としたようなライフスタイルは結構気に入っています」

離婚後、子供とは会えない日々が続くが…

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 離婚後、子供とは会えない日々が続くが後悔はないという。 「受験のことなどストレス過多だったので、今はホッとしているというのが正直なところです。元妻の実家は裕福ですし、喧嘩が絶えなかった私たちの元で暮らすよりも子供にとっても幸せかなと」
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「健康が一番って今は心底思う」
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