結成35周年の爆笑問題「いつまでもプレーヤーとして舞台に立ち続けたい」
爆笑問題 ネタの核心
――結成当初から一貫して、シリアスな事件や心配ごとを笑いに変換するというのが、爆笑問題のネタの核心です。
太田:その基本は変わってないんですよ。ただ、俺のボケというよりは、田中のツッコミは時代の常識を踏まえないといけないんです。なのに、田中のモノサシが結構間違ってる!
田中:いや、難しいのよ(笑)。
太田:100%間違ってることあるよな! こっちは日夜、小説っていう仕事と向き合ってるのに、コイツは野球、競馬、麻雀ばっか。頼むから、しっかりしてくれ。
――田中さんは、時代の空気を読み取るために意識されてることはありますか?
田中:まぁ人並みにね、ネットニュースとかトレンドワードを見てるぐらいですけど……。
太田:だから素人なんですよ、コイツ。
田中:でもアウトかどうか決めてるのって、何となくSNS上の話にすぎないんじゃないかな。世間一般の共通認識かと問われれば、どうなんだろう。
太田:テレビのスタッフも最初のうちは、「ネットなんか気にしないほうがいいです!」って言ってたけど、今はネットの反応が気になってしょうがない感じになっちゃったな。どうしても何千コメントとかで炎上すると、実態は大したことないのに世間全体の声だって錯覚しちゃう。日本中が、ネットの世界にいるほんの一部の目を気にする世の中になっちゃった。いつかそこに見切りをつけられるといいよね。
田中:あと、僕がかわいそうだなと思うのが、ベテランの政治家とかが、すぐパワハラだ、セクハラだとか言われること。そんな、即座に時代に対応するのも難しいじゃないですか。それに叩いている人だって、20年後30年後に、また価値観が変わって、同じような立場になる可能性だってあるわけでしょ。
太田:上の世代をいじめることの残酷さって、そこだよな。それでいて気軽に人を叩くやつに限って、自分のこととなると簡単に傷ついたりするから。ネットの声って、もうちょっと冷静に距離をとったほうがいいよ。
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