エンタメ

トニセンの3人が語る“活動を続ける意味”「環境が変わったとしても、続けられるような前例をつくりたかった」

「調子がいい方がいい、年甲斐もない」、25年ぶりのオリジナルアルバムの最後の一曲で、彼らはこう歌った。昭和からジャニーズ人生が始まった20th Century。キャリアを重ね、悩める立場になっても、強く輝き続ける要因を聞いた──。

環境が変わったとしても、続けられる前例をつくりたかった

20th Century

写真は6/27発売の週刊SPA!より

V6の年長メンバー3人のユニット・20th Century(通称トニセン)。14年ぶりの全国ホールツアーに続き、6月14日に25年ぶりとなるオリジナルアルバム『二十世紀 FOR THE PEOPLE』を発表した。アーティスト活動はもちろん、井ノ原快彦の社長業を筆頭に各々の“立場”があるなかで、後輩との向き合い方、トニセン流の若手との対峙法まで語ってもらった。 ――全国ツアーで発表された四半世紀ぶりのオリジナルアルバムのリリースにファンの方も驚いていました。 坂本昌行:僕らだけじゃなくて、レコード会社の方も驚いてました(笑)。目の前のことにベストを尽くしてきたら、こういう形に繫がってくれて嬉しいです。 長野博:竹内まりやさんやグソクムズなど、世代を超えた豪華なアーティストの方々に楽曲を提供していただいて。トニセンらしい作品に仕上がりました。 井ノ原:手に取った方に楽しんでもらえたら嬉しいですね。あとは後輩が年齢を重ねて、環境が変わったとしても音楽がやりたかったら続けられるような前例もつくりたかったんです。 ――それは3人が年齢を重ねたことで心境に変化も? 坂本:やっぱり後輩たちから見て、「あの人たちも失敗しながら挑み続けてるんだから、自分たちもできる」と思ってもらえたら、僕らも存在意義があるのかなと感じるようになりました。
次のページ
リーダー気質じゃない。だから対話を大事にする
1
2
3
週刊SPA!7/4号(6/27発売)

表紙の人/ 20th Century

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
おすすめ記事
ハッシュタグ