犬猫「殺処分ゼロ」の裏に“保護団体頼り”の現状。ひっ迫する現場のリアルな声を追う
―[犬の[殺処分ゼロ]現場ルポ]―
相次ぐ「殺処分ゼロ達成」の発表は喜ばしい。けれどその道程は決して楽ではなかったはずだ。そしてゼロを維持するとなると事はさらに深刻だろう。時代は変わったのか。それともまだまだこれからなのか。“ゼロの裏側”を探るべく現地を訪ねた。
「殺処分ゼロ」の裏に“保護団体頼り”の現状
![犬の[殺処分ゼロ]現場ルポ](/wp-content/uploads/2023/07/8089e50294910c6cb163e5cb54ad137b-550x253.jpg)
環境省が公開した統計資料をもとにグラフを作成。’21年度、全国の保健所や動物愛護・指導センターで殺処分された犬猫の数は、犬が2739頭、猫が1万1718頭と、前年度から1万頭近く減少して過去最少殺処分数を更新。出典/犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(環境省)対象期間:ʼ21年4月1日~ʼ22年3月31日
日々増え続ける行き場を失った犬たち
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