7月7日のパチンコは勝てるのか。元パチプロが過去10年の「7月7日トータル収支」を公開
7月7日はパチンコ店が1年で1番盛り上がる日。朝から各地のパチンコ店で大行列ができ、Twitterのトレンドには、ここ数年「パチンコ」や「マルハン」といったワードが並んでいる。
2011年に広告宣伝規制が施行される以前は、パチンコ店は「○のつく日がアツい」といったイベントが開催されていた。イベント日として設定される日のなかで多かったのが、パチンコ遊技において最高の数字とされている「7」のつく日。
大手パチンコチェーンの「マルハン」を筆頭に、多くのパチンコ店で「7のつく日はアツい」というイベントが開催されていたことは、長年のパチンコユーザーならご存知だろう。
現在もネット上では、広告規制以前のイベント日のことを「旧イベント日」と呼び、各店舗のイベント日が10年以上も継承され続けていることが暗黙の了解となっている。
そして、その7のつく日にイベントをやっていたパチンコ店が年一回のお祭り騒ぎとなるのが7月7日。もちろん、7のつく日が旧イベント日でない店では閑古鳥が鳴いている……、なんてこともあり得るだろう。ただ、パチンコにおいて1年でもっとも全体的な遊技人数が多いのは7月7日であるといって間違いない。
7月7日の朝、旧イベント日が「7のつく日」の大型店では、入場順を決める抽選に1000人以上並ぶ可能性が高い。並びすぎて途中で打ち切られる店もあるため、打つ店が決まっている人は時間に余裕を持って向かった方が無難である。しかしそれだけ並んでパチンコを打ったとして、果たして勝つことはできるのだろうか。
そこで今回は、都内に住む元パチプロの田中拓実氏(仮名)に、過去10年間行き続けたという「7月7日のパチンコ店」について、解説してもらった。
現在は働きながらパチンコを打っているという田中氏。過去の7月7日の収支について話を聞くと、「意外と打たずに帰ってしまった年も多いですね」という。
「この10年で7月7日の朝イチにパチンコ店に行かなかった日はないですが、収支表を振り返ると、結果的には打たずに帰った年も多いですね。10年前は、マルハンなどの“わかりやすく7がアツい”とされている店に行っていたんですが、そういう店はとんでもない人数が並ぶわけですよ。だから抽選に負けて狙い台を取れず、諦めて帰った年もありました」
なぜ7月7日のパチンコ店が盛り上がるのか
元パチプロが過去10年の7月7日を振り返る
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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