仕事

「常識って一体何?」20代子連れママの“とんでもない行動”で、店員が言葉を失ったワケ

母親の言動にあ然とした

 孝弘さんは、同僚にガラスの処理を任せて、すぐに女性の元へ向かい、丁寧に状況を説明したといいます。するとその女性は一言、「えぇ」とだけ答え、一瞬だけ孝弘さんに視線を向けたかと思うと、すぐにまたスマホをいじり始めました。これには流石に少しカチンときたといいます。 「ただ、周りに他のお客さんもいる状況なので、取り乱してはいけないと自分に言い聞かせ、『あのぉ、お子さん泣いてらっしゃいますよ。ランタンが床に落ちて割れたんです。よく見ててあげてくださいね』と、冷静な口調で母親に伝えました」  すると、その母親は語気を荒げながら、「そっちが割れるようなものを子供の手の届くところに置いているからじゃない? 怪我とかしたらどうするのよ!」と怒鳴ってきたそうです。  孝弘さんは言い返すこともできず、あ然としてしまいました。しばらくして、母親はまだ泣いている男の子を慰めるために駆けつけた店員に向かって「どいて!」と怒鳴り、半ば強引に連れ出し、そのまま帰って行ったそうです。

ようやく終わった衝撃の1日

キャンプ「いやぁ、本当に驚きましたよ……。何か嫌なことでもあったのですかね? あそこまで失礼な態度を取る必要はないと思いますけどね。まあでも、小さな子供の手の届くところにランタンを展示していたのも事実ですから、我々も商品陳列には慎重にならなければと思いました」  その後、しばらくの間ただ呆然とその場に立ち尽くしていた孝弘さんに、一部始終を見ていたという常連のお客さんから「いろんなお客さんいるね。気にしなさんな」と温かい言葉をかけてもらったのだとか。  とはいうものの、今まで楽しい職場だっただけに、今回のことがかなりショックだったのも事実。それからしばらくの間、孝弘さんは落ち込んだ日々を過ごしたそうです。さまざまな事情があるにせよ、自分の子供からは目を離さないようにしたいですね。 <TEXT/ベルクちゃん>
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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