更新日:2023年12月06日 19:05
エンタメ

現役“黒ギャル”モデルの32歳女性が明かす苦労の道のり「収入が安定するまで10年かかった」

貧乏だった頃は「家に冷蔵庫やベッドがなかった」

藤木そら 苦労した経験について伺うと、「収入に余裕がなく貧乏だったときは、家に冷蔵庫がなかった」と振り返る。 「上京して最初に住んだのが品川だったんですけど、冷蔵庫やベッドを買う余裕がなくて。ちょうど冬だったのもあり、飲み物はベランダに置いて冷やせばいいかなと思ってましたね(笑)。親からは食料品を仕送りしてもらっていたので、食費は月1万円ほどに抑えられたんですが、生活していくのは大変だったと思います」  また、ブログを書いていると、心ないコメントや誹謗中傷を受けることもあるだろう。そうした場合に、藤木さんは「“僻みは感謝”という捉え方でポジティブに考えていた」と話す。 「高校時代、自分の派手な風貌を見て、先輩からいじめを受けていた時期があって。その経験があったので、メンタルが強くなり、どんなことがあっても心が折れなくなりましたね。悪口を言われたら、逆に嬉しくなるんですよ」  不屈の精神を持ち、自分の軸をぶらさない。  強い「信念」と何事も前向きに捉える「姿勢」があったからこそ、独特の“存在感”につながっているのではないだろうか。

自分の“好き”を突き通すことが大切

藤木そら ギャルマインドで大切にしているのは「自分の“好き”を突き通すこと」だと藤木さんは言う。 「やっぱり私って、派手なものが好きなんですよね。例えばカラーを選ぶ際も、白とピンクだったら迷わずピンクを選んだり。ネイルも自然とキラキラしているのが好きですし、髪もエクステで明るくしていたりと、気の向くままに自分を表現することを心がけています。  また、かっこよく、きりっとした印象に見せるため、日焼けサロンは年に2回ほど通って下地づくりをしていますね。毎年2月、3月くらいから仕込んでいき、4~5月くらいにはくっきりとした黒肌に仕上がるように努めています」
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将来は“ママギャル”に
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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