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“めるる”こと生見愛瑠が明かす、意外な素顔「明るくて社交的に見られるけど、実際は…」

陽キャに見られるけど、実際は超インドア

生見愛瑠――生見さんが演じる倉橋朱里は、愛され系女子でありながら内面にモヤモヤとした生きづらさを抱えた女性です。キャラクターに共感する部分はありましたか? ありますね。あかりはみんなの前では明るい愛されキャラだけど、実は違った一面も持っていて。私も、バラエティ番組の印象で、明るくて社交的な陽キャに見られるんですけど、実際は超インドアだし、初対面だと何もしゃべれないぐらい人見知り。だから、よく「なんか、イメージと違う」って言われます(笑)。 でも、それは別に隠そうとしてるわけじゃなくて、いろいろ自分があるということだと思うんですよね。だから、すごくわかるなぁって思いました。 ――逆に、バラエティのときはどうして明るくいられるんですか? カメラが回っているときは周りの人もちゃんと返してくれるってわかるので、台本があるから怖くないんです。前室だと本当に何もしゃべれなくて、もっと社交的になりたいなって思っています。

本当に一番自信がないのが演技なんです

――生見さんはモデルやバラエティで人気者になった印象がありますが、最近は女優業にも積極的です。本格的にお芝居をやりたいと思ったきっかけはありますか? モデルを始めた中学生のころから、ずっと演技がやりたかったんです。逆にバラエティをやることが自分の頭の中にはまったくありませんでした。でも、やっていくうちにバラエティもすごく好きになりましたし、モデルもバラエティも女優もすべて好きなことだから、いますごく嬉しいです。 ――初めて本格的に芝居に挑戦したのは『THE突破ファイル』(日本テレビ系)の再現ドラマだったそうですね。そこから2年ほどで日本アカデミー賞の新人俳優賞に選ばれたのは、本当にすごいと思います。 まさか自分がもらえるなんて思ってもいなかったので嬉しかったです。でも、実はそれがどれだけすごいことなのかもわかっていなくて、いろいろな現場で「おめでとうございます!」と言っていただいて初めて、「こんなにすごいことなんだ!」って知りました。新人俳優賞に初めての映画作品で選んでいただいたけて、すごく光栄でした。 ――『THE突破ファイル』の初演技から、スタジオではみなさんが絶賛していました。なぜいきなりそれだけのお芝居ができたのでしょうか。 う〜ん、どうなんですかね。でも、本当に一番自信がないのが演技なんです。普段はあまり緊張しないけど、ドラマに関してはごはんが食べられないぐらい緊張することもあって。正解がわからないというか。 ――セリフを覚えるのは得意な方だと聞きました。 めっちゃ得意です。もう特技にしたいぐらい! 勉強はできなかったけど、昔から社会とか覚えるだけの教科はめっちゃ点数が良かったんですよ。だから、たぶんすごく変な人なんだと思います(笑) ――それがいますごく活きているわけですからね。 でも、理解力がないので調べながらです。読めない漢字もありますから(笑)
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「めっちゃ悩んだ」撮影中の出来事
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