「グラスを手に店員も青ざめた…」大手居酒屋チェーンでお客が嘆いた“ありえないミス”
友人や会社の同僚との飲み会など、ワリカンシーンで重宝されることが多い大手チェーンの飲食店。同じブランドのチェーン店であれば、全国どの店に入ってもメニューや料金が大きく変わらないことも多いため、出張や旅行先での食事に利用する人も少なくないようだ。
「僕が住んでいる地域は、のどかでいいところですが、田舎です。最近は大手チェーン店も増えてはきましたが、僕が住んでいる県や周辺の県にだけないようなチェーン店も結構あります。今回僕たちが行ったのも、そんなチェーン店のひとつでした」
はじめてのブランドに、胸を躍らせながら入店。ワクワクしながらメニュー表を開いて食事と飲み物を注文し、話に花を咲かせた。丸田さんたち4人は、学生の頃からの付き合いで、気心知れた仲。誰かの車1台に乗り合わせ、県外へ遊びに来たのもはじめてではなかった。
「話題は、その日あった出来事。すごく楽しかったので話題も多く、みんな上機嫌でした。入店したチェーン店は、メニューが豊富でリーズナブルというのが魅力だったので、つい注文し過ぎてしまったほどです。でも、失敗でした……」
注文した料理が運ばれてくるまでは上機嫌の4人だったが、「肉は、嚙みちぎれないほど硬く、味もマズイのです。友人たちとの会話は楽しかったですが、食欲は少しずつ減退。それでも、値段も安いし、こんなもんだと自分自身を納得させ続けていました」と丸田さん。
「でも、何杯目かのグラスが空いて、まとめて注文したときに恐ろしいことが起こりました。スタッフの方がテーブルに置いてくれた飲み物を友人が口にした瞬間、おしぼりで口を覆ったのです。そして、『うわっ! これ、ウイスキー!』と言いました」
彼は、ウーロン茶を頼んだはず。丸田さんたちは慌てて友人のグラスを手に取り、ニオイを嗅いでみた。すると、「ツーンとくる、アルコール独特のニオイがしたんです! でも、ウッとくる強烈な感じではなかったため、友人が気づかず口にしたのも理解できた」と言う。
けれど、丸田芳平さん(仮名・22歳)は、「大手チェーン店だからといって信頼しすぎるのも危険かもしれない」と警鐘を鳴らす。そして、学生時代からの友人たちと1台の車に乗り合わせ、150キロほど離れた県外へ出かけたときの体験について話してくれた。
田舎にできた大手チェーン居酒屋
肉は嚙みちぎれず、味もマズイ
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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