更新日:2024年02月14日 15:14
ライフ

「グラスを手に店員も青ざめた…」大手居酒屋チェーンでお客が嘆いた“ありえないミス”

ウーロン茶を頼んだはずが…

「次の瞬間、その場の空気が凍りました。お酒入りのウーロン茶を飲んだのは、車を運転して帰るはずの友人だったのです。僕たちはその日、1台の車に乗り合わせて県外へ遊びに行っていて、その日のうちに帰る予定でした。当然、翌日に仕事の人もいます」  車を運転して帰るはずだったドライバーの友人は慌ててうがいをし、すぐにスタッフを呼んで「ウーロン茶を頼んだんだけど、これってアルコール入ってますよね?」と確認。するとグラスを手にしてニオイを嗅いだスタッフは、みるみるうちに青ざめた。 「そして、『申し訳ございません』と何度も謝罪。県外から車で来ていることを伝えると、『代行を呼びます』とも言ってくれました。でも、自宅までは約150キロ。お店のミスではありましたが、それはさすがに申し訳なくて断りました」

「飲酒運転になったらどうしよう」

居酒屋

※画像はイメージです

 ただ、ひと口だけですぐに吐き出したとはいえ、アルコールはアルコール。丸田さんたちは、かなりの時間が経過するのを待ってから自宅まで戻っている。それでも帰りの道中はずっと、「飲酒運転になったらどうしよう……」とヒヤヒヤしたようだ。 「お茶やジュースだけしか飲んでいない友人が車を運転するという選択肢もあったかもしれません。でも、車の所有者が違うと事故を起こしたときの責任問題などもありますし、車両保険などもどうなるのか怖かったので控えました」  丸田さんは、「何事もなく無事に自宅まで辿り着いたからこそ話せること。あのときは、生きた心地がしませんでした」と話し、その体験を思い出すと「やっぱり、代行をお願いするべきだったかもしれない」と考えることもあるという。
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とにかく最悪な体験だった
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フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意

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