「パパ活女子」を見極めるにも、相手にどっぷりとハマってしまう前に気づきたいもの。であればこそ、一目でわかる「服装・装飾品」に注目しましょう。相手の職業やご実家の経済状況からは考えられないほど、頭の先からつま先までブランド品で固めているなら「怪しい」と見て差し支えないはずです。 　ただ、ここで非モテ男性が陥る罠が「ファッション・ブランド品の知識がない」こと。「お金がかかってそう」と感じる女性より、「清楚っぽい」と感じた女性の方が、実際にはブランド品に包まれていることが往々にしてあり得ます。 　そうした見る目のなさは、ひとえに知識不足が原因です。「パパ活女子は嫌」「贅沢好きな女性は嫌」と思う人こそ、女性ファッション誌を読み込んでください！　ブランドやファッションの知識がついて見極められるようになるのはもちろん、「モテ」力もついでに向上すること請け合いです。 　なぜなら、女性の褒めてほしいポイントやトレンド感覚も勉強できるうえ、女性の理想たる男性のファッションも誌面から学べます。サブスクがこれだけ充実しているのですから、ハードルも高くはないでしょう。 　知識を身につけたあとも、ブランドバッグの1つや2つ、自ら買える女性は当たり前にいることはくれぐれもお忘れなきように。贅沢品の所有を即座に「パパ」と紐付けるのは、時代錯誤で失礼なことですよ。 ＝＝＝＝＝＝ 　モテてこなかった人ほど、どうしても「商売」のための好意を勘違いしてしまうもの。そうならないための自衛として、さらにはモテ度アップのためにも、女性ファッション誌は最高の教科書です。ファッションだけでなく、デート場所やプレゼントまで、悩んだときには参照してみてください。 　そんな習慣がついた頃には、非モテから一皮も二皮も剥けたあなたがいるはずです。 ＜TEXT／植草美幸＞ 結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。日々カウンセリングを行いながら、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など幅広く活動中。著書に『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』（講談社）、『モテ理論』（PHP文庫）など