更新日:2024年04月18日 20:17
仕事

「ママとランチへ行くので!」上司の誘いを断った“お嬢様新入社員”がまさかの救世主になるまで

 最近は子離れや親離れができない親子を見かけます。内輪では通用しても、世間的には賛否両論あるのも事実です。今回は、そんな女性新入社員が繰り広げる想定外なエピソードです。
送迎

※画像はイメージです

 教育関連教材を販売する会社に勤める宮田さん(仮名・38歳)。他社からヘッドハンティングされ、現在は新天地で統括部長を務めています。

まるでお姫様のような新入社員

 例年は、男性新入社員の比率が大きい宮田さんの会社ですが、その年は男女半々だったといいます。 「ずっと体育会系なノリで好成績を上げていたのですが、営業先の顧客からの依頼もあり、今年は女性の採用比率を増やしました。おかげで有能な人材が入社することになったのですが、その中に1人だけ派手な服装で出社するMさんという女性がいました。勤務時の服装規定に厳格なルールは設けていないのですが、あれにはちょっと驚きました」  スタッフは地味目なスーツ姿が多かったという宮田さんの職場。その中で、舞踏会の衣装のようなコーデのMさんは完全に浮いていました。なんと毎朝、黒塗りのベンツで会社の近くまで送ってもらっていたそうです。  

上司よりママのほうが優先

「最寄りの地下鉄の駅の出口で目撃したんですよ。運転手らしき人が丁寧に後部の扉を開け、そこからMさんが降りてくるのを。かなりのお嬢様なんでしょうね。なんで働くのかなと思いましたけど……」  前代未聞のMさんですが、営業成績は優秀で、得意先でも仕事ができると評判だったといいます。 「ここ最近は、新入社員と個別にランチ会をする習慣があり、今年もその時期に入りました。ところが、Mさんに『明日はランチ会の日だからよろしく』と社内チャットで連絡した際、なんと『申し訳ございません、お昼はママと食べることになっていまして』という予想外の返信でびっくりしました」  結局、他の候補日を挙げてもらい、Mさんとのランチ会は遂行されたそうですが、宮田さんは驚きを隠せなかったそうです。
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会社の業績が低迷して退職者も
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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