ゼルダとFF16、“期待の大作”で分かれた明暗。2023年のゲーム業界を振り返る
●位置情報ゲーム部門
(9月14日配信開始/Niantic)
『ポケモンGO』のナイアンティックとカプコンが組んだ、『モンハン』初の位置情報ゲーム。実際に街を歩いて大型モンスターを狩り、装備を強化していきます。リリース最初期はややユーザー数が伸び悩んだものの、本家のアクション性をコンパクトにまとめたゲーム性が口コミで広がり、配信約1ヵ月で1000万DLを突破。アプリ売上ランキングで一時1位に躍り出るなど2023年の話題作となりました。
(1月24日配信開始/Niantic)
同じナイアンティックによる位置情報ゲームでも明暗分かれたのが『NBA All-World』。NBAの公式ライセンスを取得した位置情報バスケットゲームで、現実世界で現役のNBA選手を見つけてチームに加え、対戦も可能なのが売りでした。しかし「斬新な切り口で楽しいのにバグだらけ」「ランクが上がらないと使いたい選手が使えない」など口コミもイマイチで、約8ヵ月後の9月22日にサービス終了となっています。
【明】モンスターハンターNOW
【暗】NBA All-World
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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