こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。 　筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。 　2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」（50歳時の未婚割合）は年々上昇しており、女性は17.8％、男性に至っては28.3％にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。 　さて、出会いがあれば別れもある。恋人と破局してしまうことも当然あります。 　ただ、別れてしまったとはいえ、好き合っていた元カノのなかで、ずっと美しい思い出として覚えていてもらいたいと考える人も少なくないでしょう。正直に本音を言えば、「歴代彼氏のなかで一番好きだった男」になりたいなんて考える人もいるはず。 　そこで今回は、別れた元カノの「忘れられない男」になる男性に共通している5つの特徴をご紹介していきましょう。 　恋愛心理において「追われると逃げたくなり、逃げられると追いたくなる」というのはよく言われていること。もちろん必ずしもそうなるわけではないものの、そういった心理状態に陥る人が多いのも事実です。 　その心理状態を恋愛感情の大小で考えてみると、追う側の恋愛感情が大きくなるのに反比例して逃げる側の恋愛感情は小さくなっている――ということもわかります。 　そして、これも必ずしもそうだというわけではありませんが、元カノ側に未練がある場合に「忘れられない男」になれるパターンが多いもの。ですから、元カノにできるだけ未練（＝恋愛感情）がある状態を作り出すということを考えると、「やり直したい」といった復縁願望を伝えることは逆効果になりかねないのです。 　未練たらたらで追いかけると元カノの恋愛感情が減退してしまうリスクがあることを考えると、「忘れられない男」を目指すのであれば明るくサバサバとした態度で、これまで幸せな日々を過ごせたことへの感謝の気持ちなどを、さわやかに伝えるのがいいでしょう。 　ここでポイントとなってくるのは、“追う”つもりは一切ないことを態度で示すこと。元カノ側の心理としては、相手が追ってこないとわかれば、もし復縁を望むのであれば自分から追いかけるしかないという焦りが生まれ、そこから未練や執着が積もっていくことで「忘れられない男」化が進むのです。