更新日:2024年01月09日 12:06
お金

Amazonは“日本企業のように”「気合でなんとかする」ことをしない… 至極真っ当なその理由

オフィスの場所選びも「試算」する

実は、意外なところだとオフィス選びもそうだ。筆者が経営する会社はAmazon本社と同じ建物に入居している。もちろん、リモートワークも導入できるが、弊社がAmazonのコンサル会社であることを商談時や採用時に端的に示す上で信頼性が向上し、成約率にかなり貢献していると独自の試算を行った。 オフィスの場所選びすら、プロモーション費用として試算するのだ。 このように、一見単なる肉体労働に見える作業でも、いかにAmazon倉庫からビジネスに活かせる要素が詰められているかがおわかりいただけたと思う。 <TEXT/田中謙伍>
EC・D2Cコンサルタント、Amazon研究家、株式会社GROOVE CEO。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、新卒採用第1期生としてアマゾンジャパン合同会社に入社、出品サービス事業部にて2年間のトップセールス、同社大阪支社の立ち上げを経験。マーケティングマネージャーとしてAmazonスポンサープロダクト広告の立ち上げを経験。株式会社GROOVEおよび Amazon D2Cメーカーの株式会社AINEXTを創業。立ち上げ6年で2社合計年商50億円を達成。Youtubeチャンネル「たなけんのEC大学」を運営。紀州漆器(山家漆器店)など地方の伝統工芸の再生や、老舗刃物メーカー(貝印)のEC進出支援にも積極的に取り組む。幼少期からの鉄道好きの延長で月10日以上は日本全国を旅している
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