恋愛・結婚

職場では、第一印象が“悪い”ほうが実は「最終的にモテる」4つの理由

②初対面は低い点数にしておき徐々に点数を上げていけば、その伸び率が魅力になるから

 恋愛映画や恋愛漫画では、初対面の印象が最悪で、しかし憎まれ口を叩きながらも徐々にお互いのよさを知っていくというのは王道展開。もちろん映画や漫画はフィクションですが、そういった流れは現実の恋愛として考えても意外と的を射ているのです。  人間の心理とは複雑なもので、感情がどのように推移していくかというのが、かなり重要な要素を占めています。  恋愛感情を1~100までで数値化したとしましょう。第一印象が非常によく恋愛感情100からスタートしたものの、3ヶ月後に80まで下がってしまったというケースと、第一印象が悪く恋愛感情30でスタートしたものの、3ヶ月後に80まで上がっていたというケース。  どちらも恋愛感情80なわけですが、女性が気になって仕方がないのは間違いなく後者。数値は同じでも、前者は-20の推移に対して後者は+50と伸び率がすさまじい推移になっているからです。

③逆に好印象からスタートすると、そこから減点方式になってしまうリスクがあるから

 その時点の恋愛感情の数値も重要ではありますが、数値の推移も重要になってくるとなると、最初にかっこつけて恋愛感情100を獲得することが、必ずしもいいことではないと気付くでしょう。  100の評価をずっと維持できるのであればベストですが、それがかなり難しいのは言うまでもありません。第一印象がよすぎて恋愛感情100を獲得してしまうと、上限いっぱいで頭打ちとなっていて評価が上がることはないため、その後は実質的に減点方式になってしまうというわけです。  一方、恋愛感情30ぐらいからスタートすれば、伸びしろだらけでどんどん加点してもらえる可能性は充分あります。要するに現時点の数値だけに目を向けるのではなく、過去と比較して現在の数値がどのように推移してきたかまで考えたブランディングをしていくべきなのです。
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第一印象が悪かったとしても…
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi

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