更新日:2024年01月12日 10:00
スポーツ

なぜ西武は「和田より甲斐野を選んだ」のか。「人的補償制度」に潜む問題点も

制度自体を見直す必要も?

過去の傾向を振り返ると、今後も巨人をはじめとしたソフトバンクなどの補強に力を入れている球団は、人的補償で実績組から期待の若手まで獲得される可能性はあるだろう。 このような背景から、近年はプロテクト枠に漏れた人的補償の対策で、怪我や故障をしている選手を育成枠にする球団も増えている。 すでに2度の改正されている制度だが、育成制度にも影響を与えているため、プロテクトの枠や選手のランク等の改正を含め、人的補償も見直していくべき時期なのかもしれない。 <TEXT/ゴジキ>
野球評論家・著作家。これまでに 『巨人軍解体新書』(光文社新書)・『アンチデータベースボール』(カンゼン)・『戦略で読む高校野球』(集英社新書)などを出版。「ゴジキの巨人軍解体新書」や「データで読む高校野球 2022」、「ゴジキの新・野球論」を過去に連載。週刊プレイボーイやスポーツ報知、女性セブンなどメディアの取材も多数。Yahoo!ニュース公式コメンテーターにも選出。日刊SPA!にて寄稿に携わる。Twitter:@godziki_55
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