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“ジャニーズものまね芸人”が不幸のどん底に…仕事ゼロでも「改名するつもりがない」確固たる意志

ふとエゴサーチしてみると、自分たちのコンビ名が…

 また、その頃にSNSなどでエゴサーチをしてみたという。その結果は意外なものが多かったようだが、それでも心を痛めるきっかけにしかならなかったようだ。 「仕事がなくなり忘れ去られているのではと思い、ある日エゴサしてみたんですよ。すると、『今回の件で最も影響を受けているのは、実はジャガーズじゃねぇ?』といった内容の書き込みが結構出てきました。その頃はさっき話したように落ち込んでいた時期で、同情の優しい気持ちが含まれていることはわかっていたのですが、つらく感じてしまいました。僕自身も本当にジャニーズが大好きでファンのひとりなので、テレビをつければ必要以上にたたかれている彼らを見ると本当に胸が苦しくなっていたんです。だから、地上波を見るのをやめてアニマルプラネットやナショナルジオグラフィックのようなネイチャー系の番組ばかり見ていましたね。そしたら、やたらと宇宙に詳しくなったんですけどね(笑)」

SMILE-UP.の社員に謝られた

 不幸のどん底に陥ってしまったジャガーズに立ち直るきっかけをくれたのは、仲間であったと2人は感謝する。 「そんなつらかった時期でしたが、手を差し伸べてくれる人も出てきてくれました。知り合いの方が『今度、会社の後輩が結婚するからサプライズで式を盛り上げてよ』と仕事を依頼してくれたり、フリーになってしまったタイミングで他事務所の方が『大丈夫か?』と連絡をくれたりしました。心配して久しぶりに連絡をくれた人もいましたね。たまたまSMILE-UP.の社員さんと一緒になる機会あったのですが、『この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません』と謝られました。捨てる神あれば拾う神ありではないですが、僕たちを心配して動いてくれる人たちもいるんだって改めて気がつかされ、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました
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改名する必要性がない理由
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