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“ジャニーズものまね芸人”が不幸のどん底に…仕事ゼロでも「改名するつもりがない」確固たる意志

改名する必要性がない理由

 落ちるところまで落ちたというジャガーズは、「あとは上がるしかない」と新たな船出に向けて前向きな気持ちで臨むことを誓う。 「僕らは18年間も売れない下積み時代を過ごしました。そのときの経験があるからか、今はへこたれている場合ではない。今の状況でやれることをやっていこうという気持ちでいます」  前向きな気持ちで再発進を誓うジャガーズだが、旧ジャニーズ事務所の所属タレントでもないのに、改名の危機にも直面している。しかし、この改名問題については、その必要性がないとジャガーともひろが訴える。 「ジャガーズの改名は今でもよく言われる問題なのですが、一度SNSでも説明させてもらったんです。ジャニーズとジャガーズは1文字違いで、ジュニアのものまねで名前が売れたこともあり、由来がそっちだと思っている人が多いのですが、実は女子プロレスラーのジャガー横田さんが由来なんですよ。結成当初はパラノイドパラダイスというコンビ名で活動していました。兄がちーやんという芸名でしたが、僕は本名で活動してたんですね。そうすると、『弟、弟』としか呼ばれなくなり、個人を打ち出したいと思うようになり芸名をつけることにしました。それを考えているときに、ジャガー横田さんが引退することを知り、だったら僕が2代目になりたいということで、ジャガーともひろと名乗るようになったんです。その後、コンビ名も変えることになり、いくつか候補があったなか占い師さんが選んだジャガーズになりました。だから、変える必要がないというか、変える予定はありません

ジャニーズ以外のネタもあるが…

 そして、ネタもこれまでどおりのネタに磨きをかけていくと主張する。 「もともと美空ひばりさんや小林旭さん、大泉洋さんなど客層に合わせたジャニーズ以外のネタもあるんですけど、今はまだジャニーズものまねが求められていると思うので、そこはちゃんとキープしていきたいですね。それに自分たちが好きでやっているネタなので、変えたくないという気持ちも強いです」  今後に向けて強い意味込みを語ってくれたジャガーズは、「静止画でもわかるネタがいくつかあるので、ぜひ紹介してほしい」とリクエストしてきた。それは後ほど紹介するとして、最後にジャガーズは2024年に向けた目標を示してくれた。 「フジテレビ系『ぽかぽか』に河合郁人くんが出演したのですが、そのときのアンケートで『ジャニーズものまねをするタレントをいえば?』というランキングが発表されました。発表前にハライチの澤部くんが『これは河合くんか、ジャガーズでしょ』と言ってくれたのですが、いざふたを開けると僕らの名前は一切入っていませんでした。そのときに忘れられていると感じ、頑張ろうと励みにもなりました。だから、2024年の目標はそのランキングで5位以内に入ることですね」
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2024年こそ「全国ツアー」を行いたい
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