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本田仁美がAKB48を卒業。”実家に帰る”を解禁して、ゆっくりしたい

ストイックな努力で向き合ってきた10年の集大成

 AKB48の本田仁美が1月26日、神奈川県・パシフィコ横浜で「卒業コンサート~希望と夢に満ちた道~」を開催した。AKB48チーム8の栃木県代表として12歳で加入し、‘18年には日韓合同アイドルグループのIZ*ONEとしてもデビュー。韓国や中国を中心に海外ファンの心も掴んだ。’21年にAKB48に復帰してからは、中心メンバーとしてグループをけん引してきた彼女。そんな約10年間のアイドル人生で、「ステージで歌って踊ること」にストイックな努力で向き合ってきた本田仁美らしさが存分に溢れた卒業コンサートとなった。  1曲目は、「涙の表面張力」のソロ歌唱からスタート。本田仁美の代名詞でもあるキレのあるダンスパフォーマンスが光る楽曲だ。続いて、AKB48で初めて選抜に選ばれた「NO WAY MAN」や、センターポジションを務める「元カレです」「どうしても君が好きだ」を披露すると、会場は一気に盛り上がる。ユニット曲のパートでは「ハート型ウイルス」「エンドロール」「抱きしめられたら」などを披露。8曲すべてに参加した本田は、曲のわずかな合間に、衣装の早着替えをしながらパフォーマンス。ファンを驚かせた。

IZ*ONEで苦楽をともにした矢吹奈子がサプライズ登場

   同パートのラストには、IZ*ONEで苦楽をともにした矢吹奈子がサプライズ登場して「必然性」をデュエット。曲終わりには、矢吹が「卒業コンサートが終わってからステージに上がるのは10か月ぶりだから、1曲でもツラいかも……」と苦笑い。すかさず本田「それレッスンのときから言ってた~」と、ツッコんで観客を笑わせた。  終盤には、AKB48チーム8のメンバーで「抱きしめちゃいけない」「夢へのルート」をパフォーマンス。歌唱中にはメンバーと視線を合わせながら、ひときわ輝く笑顔を見せる。その姿を見守るファンのペンライトも大きく揺れていた。
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「つらくて悔しくて涙で前が見えなかった日もあった」
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