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冬の定番「缶のおしるこ」もっとも美味しいのは?大手3社の商品を飲み比べた結果

味覚をリセットする方法

 最後に「甘~いおしるこを、どうやって立て続けに飲み比べたのか?」という余談をひとつ。  甘味処などでおしるこを頼むと、塩昆布と濃いめのお茶が付いてきますよね? 今回もそれにならってみました。

おしるこが塩昆布とお茶とセットで提供される理由は…

 実はこれ、おしるこの甘みを、塩昆布の“塩味”と濃いお茶の“苦み”でリセットするという効果があるようです。リセットすることで、甘み豊かなおしるこを最後まで飽きずに楽しめる、というわけですね。  今回はこの方法で甘みをリセットしつつ飲み比べを実施。個人的にはかなり効果を感じました。

筆者の推しは「伊藤園 大納言しるこ」!

 伊藤園のおしるこは、とにかく優しい。引っかかりが一切なく、これなら毎日でも飲みたいと思わせてくれる一本でした。“食べ応え”ならアサヒ、甘みのインパクトを求めるならダイドー、といったところでしょうか。  毎年おしるこが並ぶ時期にはズレがあり、しかも自販機によってラインナップされているかどうかはまちまち。冬の風物詩として、あればひとまず飲んでおくことをおすすめします。小腹も満たせますよ! 文/川瀬章太
フリーライター。神戸・大阪の編プロに8年勤務し、グルメ・街ネタ誌や飲食業界誌などを手がける。取材経験は1500件以上。某純文学新人賞の最終選考に3度残ったことがある。現在はWEBサイト「LIQLOG」などで、ビギナーにやさしいお酒の基礎知識や取材記事を執筆中
X(旧Twitter):@kawase_syota
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