「賞金10億円!」と発表した直後にサービス終了…。課金していたガチ勢の悲惨すぎる反応
『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。
自分がプレイしているゲームがサービス終了するのは寂しいですね。お金をかけているのなら、相当ショックを受ける人もいることでしょう……。
僕がやっていたNFTゲームのなかで、サ終となってしまったのはこのDEFYが初めてではありません。
昨年の1月から始めた「ツイートするだけで仮想通貨がもらえるNFTゲーム(TwitFi)」は1年もたずに終了しました。ゲーム内コインの価格がみるみるうちに下がっていき、最後は目も当てられない状況になったので、人もいなくなりひっそりと終了していました。
でも僕は何万円か儲かったし楽しいゲームだったので、残念な気持ちもあるけど感謝もしています。ありがとうTwitFi。
しかし今回のDEFYは「これから!」ってときだったのでショックでした。総額10億円の賞金という大風呂敷を広げておきながら……ですからね。俺のワクワクを返してほしいです。
DEFYをプレイする人がどんどん増えていて、盛り上がりもピークに達し「DEFYオフ会」を開こうとしていた人たちもいました。開催地も東京・大阪など大々的にやろうと、フライヤーまで作り、いざ告知完了っ!!
そして次の日にサ終のアナウンスという……。「ハシゴを外される」という状況を目の当たりにしました。
その人たちは、結局そのオフ会を中止するわけでもなく「DEFY告別式」に変更したようで……。
サ終があるからNFTゲームは怖いのですが、それはアプリゲームやネトゲも一緒ですよね。
だからこそ、課金は慎重に……。
漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84
第百四十話 終了
まさに「ハシゴを外される」状態に…
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