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空前の“半導体バブル”で時給は3000円、賃料5割アップ… 世界最大級メーカーの工場ができて地元はお祭り騒ぎに

TSMCがもたらす“賃上げ”効果

[令和バブル]に乗れ!

周辺で声をかけると、台湾人技術者も多く、付近の温泉施設「大谷の湯」にも多くの関係者が足を運んでいた

TSMCは岸田首相も手を焼いてきた“賃上げ”効果をもたらしている。 「工場を運営する子会社のJASMは事務職でも月給30万円以上。熊本の中小製造業の2倍近い水準です。食堂の調理師も時給3000円。そこで働く人にとっては嬉しい話でしょうが、同じ熊本で事業を営む者としては頭の痛い話。こっちも給料を上げないと人を確保できないんだから……」(JASMの出入り業者) 第2工場新設で今後、建設関係者で溢れること必至の熊本。半導体バブルは、まだ始まったばかりかもしれない。 取材・文/週刊SPA!編集部
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