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「30歳までに2億円貯金して人生あがりたい」逮捕されても立ちんぼを辞めない女性たちの事情。月300万円を手に入れる20歳も

「家に戻る予定ですか?あるわけないじゃん」

「面会に来た両親は『元気にしてる?』って心配してて、怒られると思ってたから安心した。調停では、両親も『今後は娘と何でも相談するようにします』って宣言してたけど、多分そんなことないだろうって思いながら聞いてた」  悲しいことに予感は的中し、裁判の1週間後に、カナさんは再び公園に戻ってくる。 「親からはたまに生存確認の連絡が来るぐらいで、捜索届を出されないよう適当に返信してる。今は立ちんぼで稼いでるけど、18歳になったらデリヘルとかけ持ちして、お金貯めて一人暮らししたい。家に戻る予定ですか?あるわけないじゃん」

月300万円稼ぐ懲りないホス狂い

立ちんぼ

写真はイメージです

 20歳のアミさん(仮名)は’23年夏から立ちんぼを始め、月300万円を稼ぐ強者だ。 「もともと風俗やってたんだけど、去年の夏にホスト通いの友達から教えてもらったの。やってみたらピーク時は一日10万円以上いけたし、風俗は写メ日記が嫌だったから立ちんぼに移行した。毎日ホストに行って、担当のバースデーには1200万円使ったわ。あ、私は売掛はしてないよ。稼いだ分を使っただけ」  実はアミさんも、9月に私服警官に逮捕されていたが、懲りることはなかった。 「一回捕まってから、警察対策を念入りにするようになった。長時間同じ場所に立たないようにしているし、外国人なら絶対警察じゃない。あと冷やかしで来てるおじさんが『アイツ私服っぽいよ』って教えてくれたりする。もう捕まる気はしないよ。仮に捕まっても再開すると思う」  現在もホストに通うが月100万円以内に節制。貯金は2か月で500万円増えたという。現在はホスト以外に新しく稼ぐ目標ができた。 「女の賞味期限が切れる前に荒稼ぎして、30歳までに2億円貯金して人生あがりたい」  警察の圧力を嘲笑うかのように、立ちんぼたちは刹那的に春を売り続ける。 【交縁界隈事情通・交縁ハンター氏】 ’22年春から週2~3回大久保公園に通い、買春を続ける。界隈ではキングとも呼ばれる。現在は風俗やSNS経由での援交と併用 取材・文・撮影/週刊SPA!編集部
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