『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 　突然ですが、みなさんは「DYOR」という言葉知ってますか？ 　Do Your Own Research。「自分自身で調査しろ」の略です。この言葉は主に仮想通貨界隈で使われる言葉で、「俺の言ったことを鵜呑みにするんじゃなくて自分で調べて決めてくれよ」という意味で使います。 　今回のマンガはまさにそういう話です。オススメをいくつか紹介しましたが、ご自分で調べて良さげなら買いましょう。 　そして知識がない状態で誰かにオススメされた銘柄があった場合は、まずその銘柄を自分で調べてみましょう。ググれば出てきます。このクセをつけとくだけで、詐欺に引っかかる確率はグンと下がるでしょう（ゼロにはなりませんが……）。 　ただ、仮想通貨の面白いところが、必ずしも「有望銘柄だから上がるわけではない」というところです。逆も然りで、詐欺銘柄だから下がるわけでもありません。 　AKBの総選挙に近いかもしれません。「1番かわいいから1位」じゃないし「かわいくないから下位」でもないですよね。 　ようは人気投票と一緒です。 「人気があれば買われる。だから上がる」 　つまり「トレンドに乗れ」ということなんですね。 　人気の出そうなコインを分散して、今のうちに買っておくのが仮想通貨のバブル中に勝つコツだと思います！ 漫画・文／ハッシー橋本愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上！サウナめし』はサウナ好き必見の一冊　Twitter @hashimotosan84