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<マンガ>NFTは自分でやるからオイシイ。出品者が儲かる売買、転売益の仕組みとは

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第三十六話 中抜

 で、結局NFTとはなんぞや!?  NFTについて調べながら、この「NFTとはなんぞやマンガ」を描いていたところ、自分でもようやく理解出来てきました。  まず、NFTって転売されることが目的のひとつでもあるんです。転売されることで出品者にフィーが入る仕組みなので、お金の面での著作者保護が行われます。  それと、NFTは描いた人が自分でプラットフォームに出品して、欲しい人から直接対価、主にイーサリアムという暗号資産をもらいます。つまり「描いてから売るところまでの全てを自分で行う」 ということ。  ちなみに……マンガの場合、単行本の印税が10%と決まっていて、刷った数だけ印税がもらえます。売れた数ではありません。  漫画の単行本でいうと、自分で描いて自分で印刷して自分で本屋を開いて売る……、みたいなことを全てひとりで行うのがNFT。大変ではありますが、全てをひとりで行うため、間に入って中抜きする人がいません。  これがNFTのいいところっ!!!!!

自分でやるからオイシイ!

 そこで「全部ひとりでやるなんてめんどくさいでしょ? 手数料くれれば代わりに出品してあげるよー」という代行業者がいるそうですが・・・  いや、自分で覚えてやった方がいいって!  思ってるより簡単だから!!  単行本の出版や営業はひとりじゃできないけどさ、NFTなら自分で覚えりゃできるよっ!!  もう中抜きという手法捨てようぜ!!!!! 文・作画/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84

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