熟女キャバクラに通う70代の老人が「“お兄ちゃん”って呼んで」“熟女人気”のリアルとは?
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。今年で35歳になります。皺くちゃのおじいさんにまで「オトナのお姉さんに甘えたくなるんだよね……」と、上目遣いされることが増えてきました。70代にとっての“お姉さん”は80代だろう、と言いたいところですが、オトナなのでグッと堪えています。
成人向け総合エンタメサイト「FANZA」による性にまつわる統計調査「FANZA REPORT 2024」が2月29日に発表されました。
前回(2018年)は、最も検索されたキーワードは「熟女」でした。ところが、2023年は「乳首」で、熟女は2位にランクダウンしていました。とはいえ、熟女の人気はなお根強いことがうかがえます。
「ご主人とは長年レスで欲求不満」「性欲旺盛でスキモノ」「若い女の子よりアグレッシブ」このあたりにおじさんは惹かれるのでしょうか。
かくいう私ですが、コロナパンデミック真っただ中でなかなか銀座に出勤できなかった頃、郊外の熟女キャバクラに出勤していたことがあります。在籍している女性のほとんどが40歳から50歳で、報酬は当時在籍していたクラブの半額以下。それでも自室にこもって悶々としているよりはマシでしたし、気晴らしにもなりました。
今回は、某熟女キャバクラで実際に体感した“熟女人気”のリアルを振り返ってみたいと思います。
緊急事態宣言や、まん防の影響で銀座に出勤できなかった2021年頃のこと。とある熟女キャバクラの面接を受けました。当時、日中は恋人の部屋で原稿を書いていることが多かったので、彼の家から徒歩で通えるお店を探していたのです。ちなみに生活拠点から徒歩圏内のお店で働くことは絶対におすすめできません。「家まで送っていくよ〜」とかメンドクサイことになるのは容易に想像できますよね。
さて、熟女キャバクラに採用が決まり、週2日から3日程度働かせていただけることになりました。
お客様は基本的には良い方ばかりでした。上野公園で競馬新聞を片手にワンカップ大関をあおっているような雰囲気のおじさんも数名いらっしゃいましたが、基本的には優しい男性ばかりです。
セット料金はタックス&サービス料別で3500円。ボトルが7000円からで、カラオケも歌いたい放題の格安店です。多少の不満があっても「安いからこんなもんか」と、見逃してくれるお客様が多いように感じました。
「キミちゃん、ちょっと痩せた?」「キヨちゃんはビール党だっけ……アサヒで良かったかな?」と、おばさんキャバ嬢を優しくもてなす男性がほとんどでした。コンビニで菓子パンや栄養ドリンク、スイーツなどを買ってきて「子どもの分も持っていきな」と、おばさんたちに配っているおじさんもいました。
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信をしています。
熟女に惹かれるおじさんたち
客層はめちゃくちゃ良い
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
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