更新日:2024年06月28日 17:03
恋愛・結婚

「孤独がイヤだから結婚したい」と考える男性は、いつまでも幸せになれない理由

「孤独」に対する男女での考え方の違い

「孤独がイヤだから結婚したい」と考える男性 次に、生涯未婚率と再婚件数について見ていきましょう。2020年の国勢調査によると、生涯未婚率は男性で28.3%、女性で17.8%。特に注目すべきは、再婚件数です。  もっとも多いのが夫と妻の「どちらも再婚する」ケースが37.3%ではあるものの、次に多いのが初婚女性と再婚する男性が36.3%といった結果となっています。この数値から読み取れるのは、女性よりも男性の方が「孤独」を強く感じ、一人でいることを避ける傾向にあるということです。  この背景には、男女の再婚に対する考え方や社会的な役割の違いがあると考えられます。  男性は、経済的な自立はあるものの孤独への耐性が低いことから、離婚後や死別後に再び家庭を持ちたいという願望が強く、特に初婚の若い女性との再婚を望む傾向が見られます。一方、女性は離婚後や死別後に独立して生活することが多く、再婚を選ばないケースが多いです。  これは現代の女性が社会的にも経済的にも自立していること、そして、何より「自分自身の時間を大切にしたい」という前向きな思考がそうさせているのかもしれませんね。

今後の結婚観と孤独の向き合い方

 現代社会において、結婚は必ずしも孤独を避けるための唯一の方法ではありません。むしろ、いつか一人になってしまったときのために、個々の生活の質を高め、自分に合った生き方を見つけておくことが大切です。  例えば、より豊かな人間関係を築くために趣味のサークルや地域のボランティア活動などに積極的に参加したり、宛のない旅に出たりと自分の時間を大切にする考え方を身につけましょう。最近では自宅でオンラインコミュニティを活用する人も増えつつあります。  また、ペットを飼うことで、日常生活にリズムが生まれ、孤独感が軽減されるという研究結果もあります。特に犬や猫などのペットは、飼い主に対して愛情を示し、ともに過ごす時間が一層豊かになることでしょう。新しい家族を迎えることで孤独感を和らげる効果にも期待できますね。
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孤独から逃れるため、多様な方法を模索する
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