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俳優・小芝風花が越えたいと思う「壁」とは

プライベートの目標は「富士山」

――では、20代のうちにやりたいことはありますか。 プライベートだと富士山に登りたいです。山登りはまったく興味なかったんですよ。しんどいじゃないですか。 ――山登りは基本しんどいと思います(笑)。 なんでわざわざそんなしんどいことするんだろうって思っていたし、山登りが好きな共演者の方がいて「ちょっと富士山行ってくる」みたいな感じで誘われたりもしたんですが、一回も登ったことがないのに拒否するのは違うかも、と思って。一回登って、その上で「私はもういいです」ってなるのか、ハマるかは別だなと。 ――確かにそうですね。 旅行もたくさん行きたくて、体力があるうちにできる無茶な旅行ってありますよね。スケジュールを詰め込んだ弾丸的な。そういう経験もしてみたいです。 ――将来設計というか、ライフプランについてはいかがでしょう。 まだわからないことだらけです。それこそずっと日本にいるのか、たとえば国内でも国外でも、どこかに移住して暮らすとか。年の半分は地方で暮らして、お仕事があるときに東京へ来る、みたいな生き方もあると思うし。 同級生とかでも結婚して子どもが生まれたなんて話を聞くと、そういう年齢になっているんだなって実感します。最近、結婚祝いと出産祝いをあげる機会がかなり多くて(笑)。

ついに苦手だったピーマンを克服

――こんなことインタビューで聞くのはおそらく私だけだと思うんですけど、かねてから苦手だったピーマンをついに……。 はい。食べられるようになりました。でも、進んでは食べてない(笑)。 ――どんな経緯で克服したんですか? いい加減、年齢も重ねて「ピーマン嫌い」っていうのもどうなんだろうって思って。大人っぽくなりたいとか歳相応に見られたいとか言っておいて、なのに「ピーマン苦手」ってちょっと恥ずかしいなと。青椒肉絲とか焼きそばに入っているピーマンを思い切って食べてみたら、意外といけるなって。 もともと苦味はそんなに気にならなかったんですが、匂いがダメだったんですね。パプリカも私からしたら同じ香りがするからダメで。食べられなくはないけど積極的に選ぶことはない、みたいな。 ――7年前に初めてインタビューして以来、ことあるごとにピーマンについて尋ねてきた身としては感慨深いです。 でも……割合が大事です。過半数を占められるとちょっとキツいですけど、2、3コまでは。メインがピーマンじゃなければ大丈夫です。 ――仕事への姿勢や人生への思いも含め、こうしてお会いするたびに成長する姿を拝見できて嬉しいです。 恥ずかしいです、成長したのがピーマンだけみたいで(笑)。椎茸も昔は苦手だったんですけど、最近では美味しく食べられるようになりました。ですからピーマンも好きになる日が来るんですかね、いつの日か。 【小芝風花プロフィール】
GO HOME~警視庁身元不明人相談室~

©︎日本テレビ

1997年、大阪府生まれ。主な出演作はドラマ『あさが来た』『トクサツガガガ』『美食探偵 明智五郎』『妖怪シェアハウス』『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』『彼女はキレイだった』『波よ聞いてくれ』『あきない世傳 金と銀』、映画『レディ加賀』など。最新主演ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』は日本テレビ系にて7月13日(土)よる9時よりスタート。8月1日公開映画『ツイスターズ』日本語吹き替え担当 <撮影/唐木貴央 取材・文/中村裕一 ヘアメイク/富永智子 スタイリング/成田佳代 衣装協力/ete 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー>
株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter
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