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モデル・俳優の田鍋梨々花がプロフィールに「趣味や特技」を書けないワケ

12歳で「ミスセブンティーン」のグランプリに輝きモデルとしてデビューした田鍋梨々花。その後『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』などのドラマに出演。現在は俳優としても活躍の場を広げ、注目を集めている。 田鍋梨々花『逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION』公開中の映画『逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION』では、彼女は幼い弟とともに命をかけたゲームに挑む高校生・本郷マリ役を演じている。

ずっと走って、ずっと追われている

――『逃走中』の世界のなかでお芝居された感想はいかがでしたか。 私、普段から物音とかに敏感で警戒心がすごく強いんですよ。「自分の身は自分で守らないと」という気持ちで毎日臨んでいるので(笑)、違和感なくなじめました。 でも、今回の劇場版はハンターの迫力がよりパワーアップされていて、本当に怖かったです。それだけでも大変なのに、途中から命をかけるゲームに切り替わってしまうんです。 とにかくずっと走ってるし、ずっと追われているので、私は笑顔のシーンがないかもしれないです。 ――そうなんですか!ちなみに、とても弟思いの姉という役どころですが、田鍋さん自身、ごきょうだいは? 姉が二人います。私は“ザ・末っ子”っていうくらい末っ子なので(笑)、自分のことより弟のことを優先できるマリは単純にすごいなって思います。 それと今回、マリという役を演じたことで、姉たちが「こういう感じでいつも私のこと守ってくれていたのかもしれない」って感じました。

逃走中で「一度自首してみたい(笑)」

――もし、田鍋さんがレギュラー放送の『逃走中』に参加したら、実際どんな風に立ち回りそうですか? 基本、隠れながら立ち回ると思います(笑)。ミッションとかもやってみたいですけど「これは私じゃないな」とか「ここはアスリートの方に頼ろう」とか考えて、あえて動かなかったり。 ――かなりリアルかつ堅実ですね。 どうなんでしょう。あとは、絶対やれないけど、一度自首してみたいんです(笑) ――それはこのご時世、なかなか勇気がいりますよ(笑)。 「ずっと自首するのが夢でした!」って言っていれば、もしかしたら大丈夫かも……(笑)。 ――どんなステージでチャレンジしたいですか? 3階くらいある大きなショッピングモールで、1階にハンターが歩いているのを上からじっと見つめたいですね。 運動はわりと得意でしたけど、持久力がないので、動きが伴うかどうかは別として、ゲームに挑むハートは持っていると思います!
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株式会社ラーニャ代表取締役。ドラマや映画の執筆を行うライター。Twitter⇒@Yuichitter

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