更新日:2024年07月30日 14:32
恋愛・結婚

ラブホテルの前で待ち構える妻に動揺した男性が「まさかの行動」に…。不倫専門探偵が見た壮絶現場

2階のベランダから脱出を試みる不倫女

 まるこめ氏の調査により不倫の確証が得られると「現場に凸撃したい」と名乗り出る依頼主も多い。だが、まるこめ氏は基本的には「やめたほうがいい」と助言している。 「パートナーの不倫を見て依頼主が抱く感情は『殺したい』か『死にたい』のどちらかが大半。そんな感情を抱えたまま現場で冷静でいられる人は稀ですし、たいていロクなことになりませんから。ラブホテルの前で待ち構えていた奥さんに動揺した旦那が、大慌てで不倫相手を車に乗せてそのまま奥さんを轢き殺そうとした現場もありました」  実際に凸した結果、まさにコントのような状況になったケースもあるとか。 「旦那が単身赴任先の自宅に、毎日のように女を通わせていた事例があったんです。僕らはある程度の証拠を掴んでいて、奥さんの意向で、旦那が不倫中の家の前で待機していました。しかし、その家は中から外がよく見えたようで、どうやら奥さんの待ち伏せがバレてしまっていたんです。  とはいえ、その不倫女には子どもがいて、夕方には家に帰る必要があったらしく、気づけば裏手のベランダをまたいで脱出しようとしているのを目撃しました。2階の部屋で周囲には足場になりそうなものが転々としていたので、危険な行為ではなかったのですが、まるで漫画の一コマみたいなアホらしい現場でした」

裁判でも「俺は休憩してただけ」と主張

 決定的な証拠を押さえたあとは、不倫人たちの情けない言い訳を聞かなくてはならない。 「ラブホに入った写真を見せても、『2人で飲んでいたら気分が悪くなって、本当に休憩していただけなんだ』なんて戯言を抜かし続ける人もいます。ただ、慰謝料が請求できるのは確実な不貞行為があった場合で、争点はヤッたか、ヤッてないか。ラブホ内の行為まで撮影することはさすがに難しいため、この言い訳は意外と効果的なんです。  けど、結局その言い訳のせいで示談ではまとまらず、裁判でまで『俺は休憩してただけなんだ!』といい続ける不倫人は、本当に頭のネジがはずれていると思いますね」
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50代の不倫カップルが「だいちゅきだいちゅき♥♥♥」
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2年前から“不倫専門”を掲げ探偵活動に従事。過去に相談を受けた件数は2000件以上。X(旧Twitter)は@marukometantei

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