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ラブホを「わずか数分でチェックアウト」…実家暮らしのカップルが感じた“嫌な気配”の正体――仰天ニュース傑作選

入って数分でチェックアウトすることに

怯える女性 突然のことで戸惑っていると、彼女は「お願い」と懇願。その様子があまりに必死だったため、原さんは即チェックアウトすることを決断。結局、わずか数分の滞在時間で部屋を出たという。 「なぜ急にあんなことを口にしたのか当然気になりましたが、あえて自分からそれを聞き出そうとはしませんでした。ただ、別のホテルに入ってという雰囲気でもなくなっちゃったのでホテル街を抜けて、近くにあったスタバでひと息つくことにしたんです」  ホテルを出てからほぼ無言だった彼女はここでようやく落ち着きを取り戻したのか、少しずつあのラブホテルの一室で何があったのかを語り始める。

部屋の隅に“人じゃない何か”がいた?

 実は、エレベーターで3階に着いた時から“嫌な気配”を感じていたらしく、廊下を歩いて部屋に近付くほどはそれは大きくなる。部屋の中に入るのを躊躇したのはそのためで「姿は見えなかったけど、部屋の隅に“人じゃない何か”がいるのがわかったの。たぶん、あの部屋で人が亡くなってる……」と真顔で伝える彼女。それで彼もすべてを察したそうだ。 「彼女はいわゆる霊感が強いタイプ。直接見えるわけじゃないですが感じることはできるみたいで、金縛りにも子供のころからよく遭っているのは以前から聞いてたんです。私自身は霊ってやつに否定的でもないですが、かといってそこまで信じているわけでもなかった。要は関心がなかっただけですけど、『あの部屋で感じたのはあまりいい気配がしなかった』と聞いて寒気がしました。なんかオブラートに包んだ言い方をしていましたが、本当はヤバいやつだったのかなって思ってます」
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彼女が感じた“嫌な気配”の正体とは?
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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