『週刊SPA!』編集Yのトラリピのアプリ画面。令和のブラックマンデーがあった8月も10万円以上の利益を稼いだ
8月5日、日経平均株価は4451円安と過去最大の下落となりました。最近では「令和のブラックマンデー」なんて呼ばれているみたいで、本当に“歴史的大暴落”となった1日でした。
僕が持っていた日本株の中には30%以上も下落した銘柄もありましたが、個別株、積立投資、FX、仮想通貨、不動産投資などさまざまな投資をやってきた中で、手間をかけずに安定して稼いでくれたものがありました。
僕はもともと『週刊SPA!』という雑誌の編集をやっていた「編集Y」と言います。主にマネー特集を担当することが多く、億り人、富裕層などの成功者、逆に投資で全財産を失った人など、数多くの方にお会いしてきました。
そういった取材で聞いたものは「自分でも体験する」ことをモットーにしていて、時には大損したこともありましたが、中には
「投資下手な自分でも、これはイケるんじゃないか」と思える手法がいくつかあったのも事実です。その一つが、
FXの「トラリピ」でした。
◆300万円を元手に1か月で10万円を稼ぐトラリピ
300万円を元手に始めたトラリピは、現在、運用額約423万円に。「令和のブラックマンデー」と言われる大暴落があった8月は、
1か月で10万5323円の利益となりました。8月は利益確定した日が17日あり、利益確定がなかった日は5日だけ。まさに
“毎日がお小遣い”をもらっているような状態でした!
「え、1か月でたった10万円の利益だけ!?」と感じる人もいるかもしれませんが、株も為替も大暴落して大きな損失が出た投資家も多かった8月に、しかも手間をかけずに稼いでくれたので、僕としては十分、上出来です。
口座には400万円以上入っていますが、運用に充てているのは実質300万円分で10万円以上を稼いだので、1か月の利回りは3%超えです。新NISAで人気の米国株も平均すると年間利回り6%くらいと言われているわけですから、なかなかの好成績ではないでしょうか。
それに、大暴落した個別株などとは違う動きをするから、
資産分散の意味でもトラリピを運用していてよかったな、というのが正直な感想です。
◆上がっても下がってもいい。相場の動きを予想しない
ここで、簡単にトラリピの説明をしますね。トラリピ®とは、FXの発注方法である「トラップ」「リピート」「イフダン」の3つを合わせた
「トラップリピートイフダン®」からきています。
すごく簡単にいうと、
「下がったら買って、上がったら売る」ということを自動で繰り返してくれる自動発注機能です。
FXってギャンブルというイメージがあるように、チャートが上がるか下がるかを予想するのは難しいですよね。そこで
「上がるか下がるかわからないけど、動きそうな範囲」を予想することで、相場を「点」ではなく「面」で捉えるのがトラリピの特徴です。
動きそうな範囲にワナ(トラップ)を仕掛けるように注文(リピートイフダン)を敷き詰めることで、たくさんの売買を手間なく機械的に自動で繰り返してくれます。
相場の読みを必要とせず、たくさんの注文を広い範囲に仕掛けておくことで、日々の上下の値動き(これを「総推移」といいます)
をリピート機能で手間なく狙い続ける戦略がトラリピなんです。
大きなリスクをとって短期間で億り人になる!といった手法ではありませんが、
コツコツと小さな利益を積み重ねる手法で、こんなところも自分の性格に合っている運用方法だなと思います。
◆レンジ相場が続く通貨ペア
投資をやっている人なら、「いやいや、8月はドル/円も大暴落したじゃないか。ほったらかしにしてFXで儲けられたわけがない」と思う人もいるかもしれません。
たしかに、ドル/円でトレードしている人は暴落を食らったかもしれません。ですが、トラリピを提供しているマネースクエアという会社が中長期運用の視点から提案しているのは、「オージーキウイ」と呼ばれる
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)、米ドル/カナダドル(USD/CAD)、ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)という“近い国同士の通貨ペア”なんです。
僕が今投資しているのは豪ドル/NZドル(AUD/NZD)。オーストラリアとニュージーランドは隣り合う国ということもあり、経済状況も金利政策も非常に近いものがあります。その結果、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)は一定の範囲内で動くことが長年続いてきました。いわゆる
「レンジ相場」ですね。
「動きそうな範囲」を予想して投資するトラリピにとって、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のようなレンジ相場はとても相性がよく、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のトラリピ設定は、この10年くらいの値動きをカバーする範囲で設定されています。
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の2013年11月4日~2024年9月16日までの週足チャート(マネースクエアのトレード画面より引用)
世界的に大暴落が起きた8月も無風、むしろ上下によく動いてくれたことで頻繁に売買され、最近ではいちばん収益のよかった月になったくらいです。
◆豪ドル/NZドルを超えるNOK/SEK(ノックセック)が新登場!
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のほかにも、米ドル/カナダドル(USD/CAD)にも投資しようかなと検討中です。そんなタイミングで、新しい通貨ペアが発表されました!
新通貨ペアは
ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ(NOK/SEK)。NOK/SEKと表記することから
「ノックセック」と呼ぶみたいですね。
ノルウェーとスウェーデンは北欧のお隣り同士の国で金利政策も似ていて、通貨は同じような動きをしやすい。そのため、
NOK/SEK(ノックセック)もレンジ相場になりやすいんです。
実際、過去40年間、NOK/SEKは0.9000~1.2000クローナを中心としたレンジで推移しています。
1984年からの40年間を見ても、狭いレンジ内で動いていた(マネースクエアHPより引用)
さらに特徴的なのは、一定のレンジ内にありながら、レンジ内の値動きが大きいことです。
レンジ相場になりやすくて、ショック相場に強い。しかも
狭いレンジ内で値動きが多い。
これが、NOK/SEK(ノックセック)がトラリピ向きの通貨である理由です。
過去5年間の実績で見ると、マネースクエアが提案している豪ドル/NZドル(AUD/NZD)、米ドル/カナダドル(USD/CAD)やユーロ/英ポンド(EUR/GBP)よりも「総推移」が一番多く、もっともトラリピ向きだったそうです。
「総推移」というのは一定期間の日足の高低差(高値−安値)の合計で、簡単にいえば「どれだけ値動きがあるか」を見る指標の一つ。総推移が多いほどよく値動きがあって収益チャンスがそれだけ多くなるので、トラリピを設定する際は僕もすごく参考にしています。
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のパフォーマンスだけでも満足していますが、それよりも効率のいい運用が期待できるNOK/SEK(ノックセック)。早速、設定してみようかな!
トラリピは運用資金100万円で1セットの注文が用意されていて、発注も簡単なところが気に入っています。今回新しく登場したNOK/SEK(ノックセック)は、0.95000~1.10000クローナに仕掛ける設定になっています。
初心者でも簡単に注文できるのは嬉しいポイントです!
2022年11月1日~2024年8月30日までのNOK/SEKチャート(マネースクエアHPより引用)
しかも、レンジの下半分にいるときは
「買いトラリピ」(下がったら買って、上がったら利益確定)、レンジの上半分にいるときは
「売りトラリピ」(上がったら買って、下がったら利益確定)をする設定になっていて、効率よく収益を狙ってくれます。
◆トラリピならセミリタイアも可能に
ちなみにマネースクエアのデータによると、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)のダイヤモンド戦略という設定だと、2020年11月から2024年8月までの
約4年の設定来パフォーマンスは+73.37%だそうです。
平均すると、年間15%以上の利回り。株式投資だと5%もあれば高配当株と言われるので、トラリピがいかに高利回りか、わかりますよね。
例えば、2000万円の元手があれば年間300万円の利益となり、これは月25万円の利益ということになります。これだけあれば、生活スタイルによってはセミリタイアだって可能じゃないですか!?
株の配当や不動産の家賃収入など「不労所得」と言われる収入は複数ありますが、2000万円の元手ではセミリタイアには十分ではありません。ところが、平均して利回り15%を出せるトラリピだと、セミリタイアの可能性も出てくるのです! こんな投資手法、これまで取材した中でもトラリピだけでした。
月5万~10万円程度のお小遣いを稼ぎたい、元手2000万円でセミリタイアを目指したいなら、トラリピ一択です!
<文・構成/編集Y 提供/
株式会社マネースクエア>